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鳶尾の力凝縮した2日間 学校や商店街で映像投影

コミュニティ社会

公開:2023年12月15日

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荻野中学校の壁面に投影された、地域の歩みを振り返る映像
荻野中学校の壁面に投影された、地域の歩みを振り返る映像

 鳶尾団地の商店街や荻野中学校が、12月2日と3日に映像投影イベントで賑わった。会場は風船で飾られ、子ども向けの音楽やスポーツ体験、スタンプラリーなども。地域の力を集めたこのイベントが始まったのは1年前。商店街の1本の桜がきっかけだった。

 昨年、荻野の地域団体・コミュニティカフェ荻野(土谷知男代表)の集まりで意見が出た。「せっかく立派な桜があるし、イルミネーションで飾るのはどうか」。同カフェは商店街の一角でギャラリーを運営したり、困り事支援などを続けている。商店街は昔に比べテナントが抜けるなどして、かつての華やかさが薄れている。街に明るさを取り戻そうというこのアイデアは、商店街店舗の協賛を受け、実現の運びとなった。

 さらにカフェと親交のある神奈川工科大学奥村研究室が協力、商店街に映像投影する企画が加わり、同じく東京工芸大学森田研究室の協力で無数の風船が飾りつけられ、鳶尾の夜が華やいだ。

 初のイベントは約1年をかけ、地域の魅力を集めてさらに内容が充実した。荻野小学校で活動する和太鼓グループの演奏が加わり、近隣に住むアーティストの西田由花里さんが子ども向けの音楽イベントで盛り上げ、ユーコープ鳶尾店がスタンプラリーを新たに企画した。

 新会場として荻野中学校も加わった。投影動画は同校PTAなども協力。地元の子どもたちの行事や地域団体の活動シーンなどをのべ30分の映像で投影。地域の歩みを振り返る総集編のような作品に、会場では拍手が起こった。

 同カフェの土谷代表は「屋外で寒かったのは反省点。来年は時期を変える事も視野に入れて考えたい。手作りイベントが増え、一人でも多くの人に楽しんでもらえたら」と語っていた。

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