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厚木・愛川・清川 トップニュース経済

公開日:2023.12.22

広域連携
5市町村走る新ルート
サウナ満喫や峠越えも

  • 食や温泉、アウトドアなどの魅力を組み合わせた

 厚木市や愛川町、清川村、秦野市、伊勢原市による新たな広域連携の取り組みとして、5市町村の観光資源をマイカーで巡る「大山を望むやまなみロードトリップ」が完成した。12月中旬からウェブ上で公開しており、1月31日(水)までの間、特産品がもらえるスタンプラリーも実施している。

JAF監修 おすすめ車種別

 5市町村による観光振興策としては、昨年と一昨年にバスを使ったモニターツアーを実施。5種類ほどのコース企画に、それぞれ30〜40人が参加したが、商品化が難しい事が分かったという。その後、現実的な観光の足としてマイカーに着目。日本自動車連盟(JAF)の提案を採用する形で、初のドライブ観光コースが作られた。

 各コースの特色は「車種別」に分けられている点だ。例えば「絶景ドライブを楽しむ宮ヶ瀬エリア周遊コース」は、スポーツカーやバイク利用者向けとし、宮ヶ瀬からヤビツ峠を越えて秦野に抜ける、本格的な山岳ルートになっている。

 サウナに詳しい企画メンバーの意見も生かした「朝から夜までととのっちゃおう!サウナ周遊コース」では、七沢温泉にある本格的なフィンランドサウナや今年オープンした〜青空と大地 七沢温泉 食の市〜などを組み合わせて整えた。こちらは軽や小型車ユーザーを想定したルート。このほか、SUV・ミニバン向きの「厚木・宮ヶ瀬周遊コース」(とん漬、アウトドア体験など)や、セダン向きの大人の周遊コースには温泉、そば打ち体験などを組み合わせた。パークアンドライドを想定した丹沢・大山周遊コース(登山、温泉など)などもある。

 コースを巡るスタンプラリーで、スタンプを4個または10個集めて申し込むと、抽選で各市町村の特産品がもらえる。

 事務局の厚木市では、申し込み数やウェブ上の閲覧数などを調べ、観光振興効果を測るという。

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