厚木・愛川・清川 社会
公開日:2024.03.01
厚木市
70周年記念フレーズ決定
最後は市民による投票で
厚木市は2月20日、募集していた市制施行70周年を記念するキャッチフレーズを発表するとともに、採用した最優秀賞受賞者を表彰した。フレーズは、「未来へ一歩 つながる あつぎ70年」。
市は、2025(令和7)年2月1日に市制施行70周年を迎える。記念の日を市全体で盛り上げたいと、キャッチフレーズを市民から募集し、市民投票で決定した。
実行委員会では同事業について、「提案から投票まで多くの市民に関わってもらい、市制70周年に相応しいキャッチフレーズを家族や友人らと話し合うことで、市への親近感を深めてもらいたいという思いを込めた」と説明。さらに、「市の70年の歴史や文化を見つめ直すとともに、ふるさと『あつぎ』への愛着と誇りを深める機会になるはず」と指摘する。
131点から選出
131点の応募があり、実行委員会が6点を選出。この6点を対象に昨年10月15日から11月15日まで市民投票を実施した結果、市内小学校勤務・田熊圭さん(42・相模原市在住)の「未来へ一歩 つながる あつぎ70年」が最優秀賞に決定した。
田熊さんは、「授業の一環で一緒に子どもたちと取り組み、保護者・学校・地域全体で市のことを考えるきっかけになればと思った。私自身『つながる』という言葉を普段から大事にしていて、子どもたちの未来につながってほしいという思いや、今と過去、人と人をつなぐことをイメージした」とコメント。
山口貴裕市長は、「キャッチフレーズを通じて市制70周年を多くの方に知っていただき、節目の年を盛り上げていきたい。皆様の思いが込められたキャッチフレーズとして、大切にしていきたい」と話した。
実行委員会では、「多くの市民の思いが込められたキャッチフレーズとして、70周年を盛り上げるために積極的に活用したい」としている。
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