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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2024.05.31

彫り深いイメージ
緑ヶ丘、依知南小新校舎

  • 緑ヶ丘小(上)と依知南小(下)完成予想図は変更される可能性もある

 厚木市の緑ヶ丘小学校と依知南小学校の新校舎の基本設計が、5月中旬に公開された。

 主に老朽化した校舎の建て替えで、緑ヶ丘小では東棟(1965年築)と西棟(1970年築)、依知南小の西棟(1974年築)と中央棟(1964年築)が60年の耐用年数を迎える。

 基本設計を手掛けたのは(株)奥野設計(本社・東京都)。建物は深い庇を設け、直射光を遮り省エネに配慮した外観。共有スペースには吹き抜けがあり、教室と廊下とは前後の出入り口以外に、その間にある仕切りを大きく開くことで、廊下と教室の空間を一体的に使える。不登校児童を支援するフリールームや「こころの教室」や、相談室なども設ける。多目的ルームは教室前後の壁一面をスクリーン兼ホワイトボードとして使う。トイレには男女別のほか、LGBTQを考慮した「だれでもトイレ」、ベンチも設置する。

 工程表によると、年内に敷地内の南側に仮設校舎が建設され、その後古い建物を解体して新築工事を行い、令和10年春から児童が使う計画となっている。詳細な実施設計と施工は一括で発注する予定で、今後事業者をプロポーザルで選ぶ予定。

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