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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2024.06.21

厚木市ゴルフ協会の会長に就任した
小瀬村 寿美子さん
厚木市小野在住 65歳

全力で楽しむから楽しい

 ○…「鳥の声や風の音を聞き、花と草の香りで大自然を楽しむ。自分の責任で人のせいにできない。ゴルフは自分を律することができるスポーツ。だから楽しい」。市民ゴルフ大会や研修会、ジュニアゴルファー育成など、ゴルフを通じたスポーツ振興を行う厚木市ゴルフ協会の会長にこのほど就任した。さまざまな催しの準備から広報業務まで多忙な日々をパワフルに過ごす。

 ○…厚木生まれの厚木育ち。中学時代はソフトテニス、高校では野球部のマネジャーを務め、ゴルフを始めたのは大学生の時。卒業後は家族の勧めもあり厚木市役所に入職した。「仕事は自分ひとりではできないもの。先輩や後輩と成功体験を積み重ねることで成長できた」と、職員課や財務課を経て、最後はこども未来部長を務めた。退職後は市のこども政策アドバイザー、文化振興財団常務理事を経て、現在は一般社団法人構想日本のシニアフェローとして全国の自治体の行革に関わっている。

 ○…ジュニアゴルファー育成に協会活動の重点を置く。「ゴルフを通じて心も身体も成長できる。ジュニアの成長を見守っていきたい」と微笑む。今年3月には市の体験留学の引率として、姉妹都市のニュージーランドへ行き、今後はジュニアゴルファー同士の交流を進めていく考えだ。「夢に向かって羽ばたく子どもたちを応援したい」と心に誓う。

 ○…たまに帰ってくる息子とのラウンドが楽しみのひとつ。基本は身体を動かすことが大好きだが、茶道の講師の資格を持つなど趣味は多彩だ。今は中型バイクの免許を取るのが新たな目標だ。協会活動に仕事、家事に趣味まで、何でも全力。「忙しい中でも楽しむ方法を見つけて、楽しむことが大切」

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