かながわの未来を見据え11項目を問う 県政報告 2期目初の代表質問へ登壇 神奈川県議会議員 佐藤けいすけ
第3回定例会がスタートし、9月13日に代表質問へ登壇しました。第2回定例会終了後の県内の自治体・団体とのヒアリングや長期的な県政の課題を受けて、子どもの未来に関わる施策や県民の関心ある災害対策など11問を知事、教育長、警察本部長へ伺いました。
子どもの居場所づくりが課題に
国の調査によると、家庭や学校以外の居場所を求める子どもの割合は各世代で7割を占めており、地域コミュニティの変化や不登校の増加など子どもを取り巻く状況の変化によって、その必要性が増しています。今後の子ども子育て支援推進条例の改正や県こども計画の策定に向け、こうした状況の認識と今後の取組みを問いました。
知事からは、条例や計画に子どもの居場所づくりを位置付け、中高生の居場所づくりについても子ども若者の意見なども聞きながら取り組むと答弁があり、年代ごとのニーズをよく調査し、それぞれの支援に取り組むよう求めました。
高まる災害リスク県の対策は
8月に発生した台風10号の県内の被害や南海トラフ地震に関する臨時情報の発表、県西部の地震発生など、県内全域での災害リスクが高まっています。そこで、発生後の被災者支援や復興対策、SNSの発信やデマ対策について問いました。
県では、避難所内外での被災者の所在と支援ニーズを把握して、きめ細かで継続的な資機材の提供や医療・福祉支援に取り組むため、マイナンバーカードや防災アプリなど、避難者の把握と管理を行うシステムの実用化に国と連携して取り組みます。また、災害発生後の被災者支援情報を状況に応じ提供できるよう、6月から始まったかながわ防災パーソナルサポートの機能強化にも取り組むとのことです。さらに県としてSNSを通じた正確な情報を把握し発出するとともに、デマに対しては警察や市町村と連携しデマを打ち消すための正しい情報を発信すると答弁しています。
詳細は引き続き常任委員会で詰めていきます。
代表質問の様子は10月10日(木)19時〜20時30分にTVK(地上デジタル放送3ch)での放映が予定されています。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
10月11日