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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2024.12.13

暮らしの保健室あつぎ
「ブックサンタ」に協力
45冊の本を届ける

  • こども医療センターの曽我看護科長(左)に絵本を手渡す島崎室長

 医療や生活の悩み事の相談所として活動する「暮らしの保健室あつぎ」(厚木市妻田東)が12月3日、横浜市南区の県立こども医療センターに入院する子どもに、絵本など45冊を届けた。

 同団体はNPO法人「チャリティーサンタ」=東京都=が行う「ブックサンタ」と呼ばれる取り組みに協力。ブックサンタは「全国の大変な境遇に置かれた子どもたちに本を贈る」ことを目的に、全国書店と連携して2017年に始まった社会貢献プロジェクト。協力団体が寄贈場所などを調整し、子どもたちに本を届けている。

 同団体は昨年、厚木市の神奈川リハビリテーション病院の小児病棟で過ごす子どもに絵本などをプレゼント。今年は県内外から多くの子どもが通う同センターへの寄贈を決めたという。

 3日に同団体の島崎菜穂子室長が同センターを訪れ、絵本や図鑑、小説など45冊を届けた。本は企画に賛同した人が選んだもので、同センターのスタッフらが話し合い、幼児から高校生までにプレゼントされる。

 島崎室長は「施設にプレゼントするのではなく、本が子ども本人に渡ることに意味がある。本を受け取った子どもたちから感想を聞くのが楽しみ」と話した。同センターの曽我輝之看護科長は「入院生活が半年以上の子どももいる中、外部から応援してくださる方がいるのはうれしい」と、クリスマス前のプレゼントに感謝していた。

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