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清川村長新春インタビュー 夢と希望に満ちた清川へ 岩澤吉美 清川村長

社会

公開:2025年1月10日

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「人があっての村である」と話す岩澤村長
「人があっての村である」と話す岩澤村長

 -昨年を振り返って印象深かった出来事についてお聞かせ下さい。

 元日早々の能登半島地震をはじめ、8月の神奈川県西部で発生した地震では清川村も震度5弱を記録しました。また同月末には台風10号による大雨で村民に避難指示を出しました。危機感をもって今後の災害対策に生かします。またパリパラリンピックで村出身の米岡聡さん(トライアスロン)が、東京大会に続き2大会連続で出場し村と世界を近づけた、大変に明るい話題を提供していただいたと思います。

 -災害対策について詳しく教えて下さい。

 毎年、村外から200万人を超える観光客らが村を訪れます。有事の際には清川村での安全は、村民も村外の人たちにも同じように守る必要があると考えます。そのため今年、宮ヶ瀬地区の防災拠点用地に、上下水道に支障が出た際にも利用できる貯留型トイレを10基設置します。また避難所となる宮ヶ瀬小・中学校にはテントや食料、飲料水を確保するための浄水器も整備しました。

 -2025年の重点項目施策について教えてください。

 昨年4月からスタートした第4次総合計画の2年目となります。村民の皆さんと3年かけて一緒に作り上げた大きな方向性が「自然と調和した美しい村づくり」「快適で安全・安心な村づくり」「生涯を健康で、支え合いながら暮らせる村づくり」「健やかに育ち、夢や希望が持てる村づくり」「地域特性を活かした魅力とにぎわいのある村づくり」「村民と行政が共に歩む村づくり」の6つの基本目標にまとめられています。この基本目標に沿って立てた49の基本施策に沿って今年も事業を進めていきます。

 -第4次総合計画について、もう少し詳しく教えて下さい。

 先ほどの災害対策も計画に沿ったものですし、ほかにも国が認証する制度を活用した「J-クレジット制度」の導入や昨年は村特産の茶葉を「KIYOKAWA CHABACCO(きよかわちゃばこ)」として販売するなど村の自然環境を守り、生かした新たな取り組みを進めています。

 そして「産・官・学・民」の主体的な行政運営への参画として、各自治会ほかを巡る住民懇談会の開催をはじめ国の「地域活性化起業人制度」の導入、近隣大学と連携した特産品の開発や情報発信プロジェクトなど、村内外からの意見や若い世代の感覚を取り入れる努力も引き続き図ります。

 また村では「赤ちゃんから高齢者まで全ての人に優しい村づくり」を謳っています。子育て面では給食費の全児童生徒を対象にした全額補助の継続をはじめ様々な就学援助制度の整備に取り組んでいます。健康寿命の延伸を図るため、栄養士や理学療法士などの訪問事業や10拠点まで拡大した地域サロンの活性化で高齢者の心と体の健康を守っていきます。

 -最後に村民にメッセージをお願いします。

 村民の皆さん誰もが安全に安心して生活できる村づくりの実現に向け取り組んでいます。私の思いである「いつまでも暮らしたい、誰もが暮らしたくなる、夢と希望に満ちた清川」の実現に向け、皆さんの痒いところに手が届く努力を職員とともに尽力していきます。引き続きのご協力をお願いします。

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