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意見広告・議会報告

厚木市議会 会派 あつぎの会 会派 議会報告【3】

公開:2025年3月28日

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あつぎの会

 私たちは、毎回、様々な角度から政策提案をしています。また、「あつぎの会」として、一貫して主張していることは、次の3つです。

高齢者への敬意は、福祉の充実で
なきり文梨


 「高齢者一人当たり450円の経費で、事業を行ってください」と、市から地域に委託している地区敬老事業ですが、物価高や提出書類の手間等で、地域の負担は増えています。

 他の市町村では「地域に丸投げ」「記念品ばらまき事業」との意見を真摯に受け止める等して、中止する傾向にあります。高齢者への敬意は、地域福祉の充実で表すべきではないでしょうか。厚木市も見直すよう、議会で要望しました。

住みなれた自宅で過ごしたい

 自公政権は、在宅介護の要である訪問介護の基本報酬を引き下げてしまいました。その結果、全国で訪問介護事業者の倒産、休廃業が急増し、過去最多となっています。

 他市では国が見直しをするまで待てないと、市の予算で差額分を補填し、更にガソリン代の一部を助成しています。

 厚木市でも、真に求められる福祉事業として、先進事例とするよう議会で強く求め、ガソリン代の一部助成については、前向きな姿勢が示されました。訪問介護を守るため、今後も要望し続けます。

34年経過した備品も

 健康増進や生きがい作りで、スポーツを始める市民が増えていますが、市の施設の備品が古く、危険であり不安、また怪我をしたとの相談を受けました。そこで、備品の管理を徹底し、標準使用期間を大幅に経過していたら、早急に更新することを要望。

 市長は、標準使用期間や劣化状況を確認しながら、早急に更新することを、議場で明言しました。今後に期待します。

エネルギー・食の自給拡大へ
高田マサノリ


 毎回の一般質問では、中小企業への支援策を通じ雇用を増やす提案の他に社会福祉士として安心福祉への取組み、食・エネルギー自給強化について質問をしております。海外情勢が不安定な中、戦争や経済危機、大規模パンデミック、自然災害...。もしもの時を考えた対策が求められます。

 今回の質問では、「ペロブスカイト太陽光発電」において、今後の実装可能性と汎用性の高さについて質問しました。その軽量で柔軟性がある特徴を生かし、設置困難な公共施設のビル壁面等に使用する事が可能である事、厚木市で行われた実証実験のデータ公表について問いました。

 将来的にはコスト的にも低下する事を踏まえ、市のエネルギー計画に位置付ける必要性や、官民合わせた需要の創出について、市の担当課に多くのエールを送る内容となっています。災害時には一極集中型ではなく、分散型の発電システムが防災の面からも重要です。国産原料で安価に製造が可能である「ペロブスカイト」。タンデム型と併せ普及を図る事で平常時から市民の暮らしを守る市政を目指し尽力して参ります。

 また、食の安全保障に対する危機意識が高まっております。例えば、お米。主食であるはずですが、不足の影響が続くなか、出荷調整が必要になったとしており「サトウのごはん」も一部終売となっているそうです。

 お米の値段が高騰し市民生活に影響を与える今、抜本的な農業政策の転換が急務です。これからも有事の際に市民の生活を守る為にエネルギー・食の自給拡大に取り組んで参ります。

新市庁舎建設、19億5千万円増額
高橋しんや


 2月定例会議における予算審査で、市役所新庁舎を含む複合施設の建設費用が増額されることが明らかとなりましたが、賛成多数で可決されました。

 19・5億円の増額には物価高によるインフレスライドも含まれ、それは致し方ありません。しかし問題は、軟弱地盤が想定を上回ったことによる工事が必要となった事です。計画当初より、建設地は軟弱地盤であることが見込まれておりました。それは一体どれほど軟弱な地盤なのでしょうか。その上に建つ複合施設は本当に安全なのでしょうか。安全にする為には、どれほどの工事・増額が必要となるのでしょうか。

 今後の計画がどのように進んでいくのかを注視し、訴えを続けて参ります。

小・中学校での着替え等について

 学校での健康診断の際、厚木市では令和5年度から原則着衣での内科検診を実施しております。しかし一部の小学校では、まだ男女ともに上半身脱衣での検診を行っております。

 これは脊柱等の異常を早期に発見する為に必要な事と理解はしていますが、それを実施するならば保護者や児童生徒本人に情報を正確に説明するべきだと訴えました。

 それに対し教育委員会から、事前の説明をより丁寧に行うよう周知を徹底するとの答弁をいただきました。

 また体育の授業にも触れ、水泳の授業を行う際は水着への着替え時に部屋を分けているか、男女共修でコンタクトスポーツを行う際の安全対策がどうなっているかについても確認をしました。

なきり文梨
なきり文梨
高田マサノリ
高田マサノリ
高橋しんや
高橋しんや

あつぎの会

 

大切な人へ、最後の「ありがとう」

「ゆかりえ」は家族の思いに寄り添う、創業38年の地元葬儀社です

https://www.fujimishikiten.co.jp/

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