厚木・愛川・清川 文化
公開日:2025.06.22
相模川水系
天然アユ、遡上まずまず
サイズ小ぶりも夏に期待
相模川水系でアユ釣りが6月1日に解禁され、水域では多くの釣り人が竿(さお)を振る姿が見られる。
愛川町を流れる中津川の八菅橋(同町中津)付近では12日昼頃、10人ほどが川に入り魚影を追った。釣り歴は数十年という70代の男性は「今年はよく釣れる」と話していた。
相模川は天然遡上(そじょう)のアユの漁場として知られ、大規模な流れの本流や澄んだ急流の中津川、山里に包まれた小鮎川など、さまざまな表情のポイントがある。
相模川漁業協同組合連合会(同町半原)では、今年3月から4月にかけて寒川町でくみ上げた天然アユ約30万匹を上流域に放流。シーズンのピークとなる7月までに例年70万匹近くを放流している。
同連合会の木藤照雄代表理事会長)は「昨年と比べるとやや小さめではあるが、遡上の数は多く7月から体長も伸びて楽しめるのではないか」と期待を寄せている。
アユ釣りには遊漁券が必要で、おとりアユの販売店や釣具店、コンビニエンスストアなどで購入できる。年間券は1万3千円、1日券は2千円(現場売り3500円)。各河川の釣果などは同連合会ホームページで確認できる。
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