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公開日:2026.02.13

七沢観音寺
12年ぶり本尊御開帳
5月末まで公開

  • 馬頭観世音菩薩(左)と勢至菩薩(右)

    馬頭観世音菩薩(左)と勢至菩薩(右)

 厚木市の七沢観音寺で2月1日から、12年に一度となる本尊の御開帳が始まった。本堂の「馬頭観世音菩薩」と勢至堂の「勢至菩薩」が公開され、境内には仏と参拝者を結ぶ「回向(えこう)柱」が建立されている。

 同寺が12年に一度の御開帳を行うのは、「馬は観世音菩薩の眷属(家来)である」という伝承や、「午年の守護本尊が勢至菩薩であり、観世音菩薩とも深い縁がある」ことに由来する。

 今回公開されたのは、本堂の本尊「馬頭観世音菩薩」と、勢至堂の本尊「勢至菩薩(富士浅間大菩薩)」で、「馬頭観世音菩薩」は奈良時代の高僧・行基菩薩の作。「勢至菩薩(富士浅間大菩薩)」は、江戸時代の修験僧であり仏師、歌人としても知られる木食空誉弾阿上人(もくじきくうよだんあしょうにん)が手掛け、いずれも江戸時代初期に作られたものと伝わる。

 本堂内の両本尊と境内に立てられた2本の回向柱は五色の紐で結ばれ、参拝者が柱に触れることで、直接仏様と「お手つなぎ」をして縁を結ぶことができる。

 同寺の林慈照住職は「馬頭観音は、馬が旅の手段だったことから交通安全のご利益があり、現代では動物の神様としても信仰されています。また、勢至菩薩は延命長寿や良縁を授ける仏様となります」と説明する。

5月末まで公開

 開帳期間は5月末まで。通常はお堂の格子越しの参拝だが、拝観料を納めることでお堂の中に入り拝観できる。毎月19日に執り行われる「採灯護摩(さいとうごま)」の日は拝観料は不要。また御開帳を記念する特別な御朱印やポストカードも用意されている。

 林住職は「基本的には土日祝の対応ですが、平日の拝観も、事前に連絡をいただければ対応したいと思っております。この機会に仏様との縁を、深めていただければ」と呼び掛けている。

 (問)七沢観音寺(厚木市七沢2714)【電話】046・280・5353。厚木バスセンターから「七沢」行きで「七沢温泉入口」下車、徒歩約20分。

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