インフルエンザ 市内で注意報発令 ノロウイルスにも警戒
伊勢原市・秦野市を管轄する秦野保健福祉事務所は1月27日、定点あたりのインフルエンザ罹患者数が増加したことを受け、注意報を発令した。市内の小中学校でも学級閉鎖が相次いでおり市は注意を呼びかけている。
神奈川県感染症情報センターと秦野保健福祉事務所管内(伊勢原市・秦野市)の発表では、インフルエンザの定点当たり数値(人数)は、第50週(12月9日〜12月15日)0・6に始まり、第3週(1月13日〜1月19日)6・2、第4週(1月20日〜1月26日)21・5と、ここ1週間で急増し、注意報レベルの10・0を超えた。
市内では学級閉鎖も相次いでおり、1月20日に竹園小学校でインフルエンザの流行による学級閉鎖が行われて以降、現在は市内3校の公立小学校で同様の措置が取られている。
市健康管理課によると、今年は例年に比べB型インフルエンザが増えているという。B型は風邪のような症状が特徴で、A型に比べ熱が軽く、インフルエンザであると認識しにくい。同課の山口知英主幹は「こまめな手洗いうがいのほか、アルコール消毒なども効果が高いです。ほかに、無用な外出を控えることも重要」と話す。また「高齢者や乳幼児は、肺炎等と併発することで重症化するケースもあるため、注意してほしい」と呼びかけた。
今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性もあり、市では感染症対策マニュアルを活用し、教育機関や医療機関で積極的に呼びかけを行っていく予定。
手洗いや消毒を
全国的に猛威をふるっているノロウイルス。秦野保健福祉事務所管内では、ノロウイルスを含む感染性胃腸炎の定点当たり数値は第51週(12月16日〜12月22日)で23・83と、警報レベルの20・0を超えた。市内では昨年12月26日に警報が発令されている。その後は変動しながら減少に向かっていたが、今月24日には高部屋小学校で、感染性胃腸炎が疑われる欠席者を含む学級閉鎖も発生しており、依然として注意が必要。
神奈川県感染症情報センターでは「ノロウイルスは感染者のおう吐物等に含まれており、空気中のウイルスを吸い込むことでも感染します。手洗いや食品の十分な加熱、調理器具の消毒が大切です」と話した。
1月28日起稿
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