新型コロナウイルス 県政報告 地域で今 できることを 神奈川県議会議員 佐藤圭介（愛甲郡）
新型コロナウイルスとの戦いは長期化していくことが考えられます。
国や県からも緊急事態宣言が出され、外出自粛をお願いしているところですが、１００年前のスペイン風邪は３年間に渡り第１波・第２波と影響が続きました。当時の愛甲郡でも感染者が出ている状況をみると、脅威は常に隣りあわせと認識しなければなりません。これを踏まえ、日々の生活に対する認識を改める必要があります。今は、人に会う機会を減らし、いのちを守る行動をお願いします。
暮らしと健康を守るために
●20代・30代の方へ
県内の感染者は若者の割合が高くなっています。テレワークや時差出勤など「人と会うリスク」を抑える取り組みを職場でも話し合ってみてください。
●ご高齢の方へ
ご高齢の方は感染すると重篤化する恐れがありますが、家にこもっているだけでは免疫機能が落ちてしまいます。散歩をするなど適度に身体を動かしましょう。
●子どもたちへ
学校へ行けず、先生や友だちと会う機会もないと思いますが、誰もが経験したことのないこの状況に対して、大人も知恵を絞っています。今できる学習や運動などの時間を大切にしてください。
●県や県議会の対応
県では、ＬＩＮＥのサポートシステムを始め、医療体制の神奈川モデルのほか、中小企業への金融支援など多くの対策を打ち出していますが、まだご存じない方も多く、積極的な周知を続けてまいります。県議会でも日々調査を行い、私自身も行政、企業、団体、学校の声を伺いながら、寄せられた声は県当局や関係機関に確認・要望を行っています。一方で、当面耐え忍んでいただくために、各支援を最大限活用するとともに、団体同士で情報を交換するなど協力し合い、この難局を乗り切っていただくようお願いします。状況は日々変わりますので、情報収集が大切です。今こそ地域での生活や社会の仕組みについて考え、改めていく機会でもあります。身近なことでもぜひお声をお寄せください。
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