伊勢原市は、４月１日付けの職員人事異動を３月30日までに発表した。異動の対象者は１９０人。全職員６５５人のうち29％にあたる。新任で部長職には、４人が就任した＝写真。
市職員課によると、新型コロナウイルス感染症拡大防止を継続し、市民へのワクチン接種を滞りなく進め、伊勢原駅北口整備事業の円滑な推進など、喫緊の課題に対応する体制を整えたという。
また、多様化する市民ニーズや社会環境の変化、新たな業務などに対応するため、効率的な執行体制や、職員の人材育成を継続的に推進するための人事配置を実施。女性職員や若手職員を管理監督職へ登用し、政策決定過程への参画機会の拡大、職員の意欲向上など、人材育成の推進をめざすという基本的な考え方を示した。
同課によると、４月１日時点の女性職員の割合は、部長級が８・１％（37人中３人）、課長級が18・１％（83人中15人）、係長級が26・９％（１０４人中28人）。
新任の部長職は４人。経済環境部長には、前経済環境部参事（兼）環境美化センター所長の石田康弘氏が、子ども部長には、前市民生活部参事（兼）市民協働課長の高梨剛氏が就任。議会事務局長には、前議会事務局参事（兼）議会事務局次長の柴田康鑑氏が、教育部学校教育担当部長には、前比々多小学校校長の濱田保氏が就いた。
４月１日付けの新採用は30人。部長級の異動と退職は次の通り（氏名の後のカッコ内は前職。敬称略）。中面で課長級の異動と退職を紹介。
【部長級】
▽企画部参事（兼）経営企画課長／成田勝也（企画部経営企画課長）▽総務部参事（兼）管財契約検査課長／瀬尾篤（総務部管財契約検査課長）▽総務部参事（兼）収納課長／石井茂（総務部収納課長）▽経済環境部長／石田康弘（経済環境部参事（兼）環境美化センター所長）▽経済環境部参事（兼）環境美化センター所長／大町徹（企画部広報戦略課長）▽保健福祉部参事（兼）健康づくり課長／高橋健一（保健福祉部健康づくり課長）▽子ども部長／高梨剛（市民生活部参事（兼）市民協働課長）▽土木部長／辻雅弘（経済環境部長）▽土木部参事（兼）下水道経営課長／石井啓治（土木部下水道経営課長）▽議会事務局長／柴田康鑑（議会事務局参事（兼）議会事務局次長）▽消防本部参事（兼）消防署長／嶋田勉（消防本部消防総務課長）▽教育部参事（兼）学校教育課長／守屋康弘（教育部学校教育課長）▽教育部参事（兼）社会教育課長／山内温子（教育部社会教育課長）▽教育部学校教育担当部長／濱田保（比々多小学校校長）
◎退職（３月31日付け）
▽齋藤浩人（子ども部長）
▽古尾谷栄一（土木部長）
▽芦川友広（土木部参事（兼）下水道整備課長）
▽小林幹夫（議会事務局長）
▽小澤正（消防本部参事（兼）署長）
▽石渡誠一（教育部学校教育担当部長）
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