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伊勢原 トップニュース文化

公開日:2025.07.18

大納涼まつり
テーマは「映え!」
7月26日、27日 伊勢原大神宮で

  • イベントポスターは、出演アーティストでもあるotococo氏によるデザイン

 伊勢原市商工会青年部による「大納涼まつり」(荻野貴文実行委員長)が、今年も情熱を込めて開催される。第49回目を迎える今回は、7月26日(土)・27日(日)の2日間、伊勢原大神宮を会場に伊勢原の夏を彩る。

 大納涼まつりは、毎年3000人が来場する伊勢原の一大イベント。今年のテーマは「映え!─ハレとケとバエ─」。

 荻野実行委員長は「非日常の『ハレ』は、日常の『ケ』があってこそ輝く。日々の活動が『映え』ているからこそ、この特別な祭りが『映える』。この『映え』をお祭りに凝縮し、関わるすべての人と場所の魅力を最大限に引き出したい」と、熱い思いを語る。

 このまつりでは、単なるSNS映えに終わらず、地域文化の深遠な文脈に根差した「映え」を追求する。「参加者、出店者、出演者、そして運営者一人ひとりが、今よりもっと『映えて』ほしい。その強い願いを胸に、準備に全身全霊を注いでいる」という。

 会場の演出にもこだわりが光る。エントランスには提灯のトンネルが設置される予定で、来場者を非日常の世界へと誘う。飲食物にも「映え」の要素を取り入れ、カラフルなチュロスなど、目にも楽しいメニューが会場を彩るという。

 ステージでは「やもとなおこ」「永澤蒼.」をはじめ、和太鼓、ダンスチームなど地元アーティストが出演。さらに、都内を中心に活躍する「AREi& otococo」の独創的なアート&ダンスパフォーマンスや「Slingshot Million2」の圧巻のライブが繰り広げられる。

 さらに、次世代を担う学生たちとの共創も実現する。産業能率大学の学生による伊勢原プロモーションプロジェクトIPP246が、イベントの合間にも新たな試みを企画。若者の斬新な視点を取り入れる。

 荻野実行委員長は、伊勢原の建築設計事務所への入社を機に、7年前に青年部へと飛び込んだ。まちづくりを学んだ学生時代の経験を原点に、「自分が心から楽しめるからこそ、まちづくりに情熱を注ぐ」という信念のもと、活動を続けている。「この夏、大納涼まつりで『BAE』を体感し、自己肯定感を高め、地域全体で一体となって盛り上がる、情熱の祭典に」とまつりへの来場を呼び掛けている。

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