伊勢原 政治
公開日:2026.02.09
衆院選神奈川16区
佐藤「まさか」の差し切り
後藤は比例で復活
第51回衆議院議員総選挙が2月8日に投開票され、神奈川16区(厚木市・伊勢原市・海老名市)は自民党新人の佐藤主迪(まさし)氏が小選挙区で初当選を果たした。中道改革連合の前職・後藤祐一氏は比例復活で辛くも7選を決めた。佐藤氏の応援に入った小泉進次郎防衛相が、「選挙が終わった時に『まさしが、まさか』となるように」と激励したが、その通りの結果となった。
自民党の佐藤氏は、前回2024年の選挙で議席を失った義家弘介氏の後任として、昨年5月に自民党16区の総支部長に就任した。8月には第一子が誕生し、不退転の決意で選挙へ臨んだ。
選挙戦では、名前の「まさし」の頭文字をとり、「まっすぐ、先に、新世代」を合言葉に選挙戦終盤にかけて支持を広げた。
下馬評では後藤氏の優勢が伝えられたが、証券会社での国際金融の経験をもとに「強い経済で手取りを増やす」「高市総理を支える」などと訴え、高市旋風の勢いに乗り支持を広げた。 選挙戦序盤には三原じゅん子元前内閣府特命担当相や河野太郎元外相、茂木敏充外相、中盤には小林鷹之政調会長、最終日の7日には小泉氏、マイク納めの7日夜には再び河野氏が入り、強固な地盤を誇る野党元幹部の後藤氏を差し切った。
投票が締め切られた8日午後8時、厚木市田村町にある佐藤氏の選挙事務所では支援者ら20人ほどが集まり開票結果を待った。備え付けのテレビから「自民圧勝」が伝わるたびに大きな拍手が上がった。その後、続々と支援者が集まり、午前0時45分に当選確実が報じられると、事務所内は歓喜の渦に包まれた。
大きな拍手と共に迎えられた佐藤氏は、「ありがとうございます。何もないところからの戦いでした。多くの方々にお支え頂いて感謝している。ここからがスタート、しっかりとした仕事で成果をあげていきたい」と声を震わせた。
後藤氏の比例当確は、支援者や報道陣がほぼ立ち去ったあとの午前2時過ぎだった。
16区の投票率(小選挙区)は前回衆院選より0・86ポイント高い54・13%。、厚木市51・10%(同0・09ポイント増)、伊勢原市54・53%(同1・54ポイント増)、海老名市58・61%(同1・55ポイント増)だった。
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