戻る

伊勢原 人物風土記

公開日:2026.07.03

公民館での盆踊り講習会の講師を務める 岩井 文鳳さん 桜台在住

  • 岩井 文鳳さん (写真1)

踊りの「輪」で地域の「和」創る

 ○…市内4つの公民館で7月1日から始まった盆踊り講習会。そのうち成瀬公民館(15日・18日)と伊勢原南公民館(7日・12日)、さらに地元の原之宿自治会でも講師を務める。日本舞踊の有名宗家直門の師範という経歴を持ちながらも、「地域文化の継承のため、微力ながらお手伝いさせていただきたい」と、謙虚に柔らかな笑顔で受講生を迎え入れる。

 ○…茨城県生まれ。幼い頃から盆踊りの時期になると胸を弾ませていた。しかし、本格的に踊りを習い始めたのは30代半ば頃。「ずっと好きだったことに打ち込める」と一念発起し、またたく間に才能が開花。わずか数年で宗家の門を叩いた。師範となった今も、隔週で都内の稽古に通い腕を磨く。一曲ごとに異なる緻密な振り付けの練習も「厳しさより魅力が勝る」ときっぱり。3年に一度の発表会では「藤娘」を皮切りに、今なお国立劇場の舞台に立ち続けている。

 ○…大の花好き。ふとプレゼントされた一鉢をきっかけにのめり込み、今では「部屋が花と緑だらけ」に。毎朝の水やりから一日が始まり、蘭展に足を運び専門家から温度調節のコツを聞き出すなど、胡蝶蘭も花を咲かせる。「蕾をつける瞬間がたまらなくうれしくて」と目を細める。

 ○…伊勢原にマイホームを建てて47年。地域に馴染むきっかけをくれたのが、身近にあった盆踊りだった。自治会長に声をかけられ、講師に抜擢されて約10年。老若男女が楽しみながら集う盆踊りの「輪」は、地域の「和」を創り、交流を生む。練習会では毎年新曲を1曲取り入れるなど、参加者を飽きさせない工夫も忘れない。「踊りを知り、楽しんでもらうことで、大切な伝統文化を次の世代へつないでいきたい」

伊勢原 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

伊勢原 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

伊勢原 人物風土記の新着記事

伊勢原 人物風土記の記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS