伊勢原 社会
公開日:2026.05.30
民間リサイクル事業者に聞く 資源物回収の現状と課題
リサイクル事業者10社が所属する秦野市伊勢原市環境事業協同組合。中村幸司代表理事((株)タンザワ代表取締役社長)に、両市の現状や民間事業者を取り巻く環境について話を聞いた。
リサイクル事業者の業務は衣類、古紙、缶、ビン、ペットボトル、容器包装プラスチックなど資源物の収集・運搬・処分。中村代表理事によると「たまに分別が甘い人もいるが、市民は協力的で真面目に分別してくれている」という。
一方で、紙パックの収集率が低いという課題もある。洗わずに燃えるごみに出されることが多く、「回収率が上がれば、この処分に使われる市の予算を福祉など別分野に回すことができる」と話す。
これ以外にも昨今の燃料高騰や人手不足など、経営面での課題も。若手確保のため、育休の導入など働き方や採用活動をどうしていくかも業界としての課題だという。
また、リチウムイオン電池分別問題も他人事ではない。秦野市内でも過去数回ボヤが出ており、「パッカー車は高額なだけでなく、発注から納車まで数年かかる。ましてや、さらに高額なプレス機や破砕機が燃えてしまうと経営的にも運用的にも打撃になってしまう」と警鐘を鳴らす。
2市のごみ収集環境を守り、無駄な税金を使わないためにも、しっかり分別するなど市民の協力も重要となる。
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