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伊勢原 社会

公開日:2026.05.30

【秦野版×伊勢原版 環境特別号より】はだのクリーンセンター 1日200トンの可燃ごみを焼却

  • 1日200トンを焼却 (写真1)

  • 燃え残ったバネなどの金属や不燃物。焼却炉内から除去するのに3日にわたり稼働が停止された

    燃え残ったバネなどの金属や不燃物。焼却炉内から除去するのに3日にわたり稼働が停止された

 はだのクリーンセンターは、秦野市と伊勢原市の可燃ごみ焼却施設。1日100トンを燃やすことができる焼却炉を2基備える。同センターを管理する秦野市伊勢原市環境衛生組合の協力を得て、施設内を取材した。

 両市から収集した可燃ごみは、収集車で運ばれプラットホームに到着。ごみを溜める「ごみピット」前の扉からごみが投入される。この時、臭いが外に漏れないような工夫が施設に施されており、プラットホーム内でも思ったより臭いが強くないのが印象的だ。

 「ごみピット」に集められたごみは、クレーンで燃えやすいよう攪拌(かくはん)される。ピットの深さは17m、7日分のごみが溜められる能力がある。攪拌されたごみは、2基の焼却炉で850度以上で燃やされる。この時に発生した灰は、セメントの原料や道路の材料等に再生利用されているという。

 また、焼却時の熱を利用して発生させた蒸気を発電に利用。約5000軒の電力を賄える発電能力を有し、同センターの電力を賄っているほか、余った分は電力会社へ売電され、収益化もされている。焼却時に発生した高温の排ガスは、温度を下げてから煤塵(ばいじん)や有害物質を取り除き、煙突から排出される構造となっている。

分別の協力を

 同組合によると、現時点では安定的にごみ処理を継続できているが、稼働開始から13年経ち、経年劣化による設備の補修も計画している。また、昨年には可燃ごみに混ざった不燃物が焼却炉内で燃え残り、除去のため停止せざるを得ない状況もあったという。「引き続き減量と分別にご協いただきたい」と話した。

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