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伊勢原 人物風土記

公開日:2026.06.12

第7代伊勢原稲門会の会長に就任した 成田 茂昭さん 市内伊勢原在住 81歳

  • 成田 茂昭さん (写真1)

臙脂(えんじ)の絆 次代へつなぐ

 ○…5月17日付けで、早稲田大学の校友会・伊勢原稲門会の第7代会長のバトンを託された。幹事長を長年務めた実績もあり気負いはない。「世界人類に貢献する大学」を掲げる母校発展への寄与、地域社会への貢献、そして会員相互の活発な親睦という三本柱の伝統を胸に、「微力ながら全力を尽くす」と覚悟を静かに固める。

 ○…伊勢原小・伊勢原中から秦野高校を卒業し、早稲田大学商学部へ。商社での活躍を夢見てスペイン語に没頭するなど勉学にはもちろん、友人らと雀卓を囲んだり北海道中の山を制覇したりと青春を謳歌。臙脂の4年間は今も「人生で最も濃密な時間」として色褪せず、その誇りが心の支えであり続けた。

 ○…卒業後は横浜銀行に入行。仕事のつながりもあり30代で同会に出合うも、当時は「ほどほどに」。定年後も機械の会社で取締役として活躍した。70歳を超えて引退。旅好きで、日本全都道府県制覇まで、あと徳島だけ。「環境が変わると発想が変わる」と旅先で一句を読むのが趣味だ。同時に、神社の役員を担うなど、さまざまな地域活動に汗を流し街を支える。徐々に同会の活動の比重が増え、会の中に多くの同好会を立ち上げるなど活性化。少年野球への支援や介護施設のボランティアなども行う。「みんなでワイワイ楽しむ地域貢献」に生きがいを見出す、温厚で情熱溢れる好々爺だ。

 ○…同会には大学教授や大企業役員、農家などが集い「多種多彩で話題が多く飽きない」と魅力を語る。4年後に控える創立50周年の節目を「会員100人」の大所帯で盛大に祝うべく、HPの充実や「1人1名以上の新会員獲得」を合言葉に掲げる。仲間が集う魅力的な居場所づくりへ歩みを進める。

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