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公開日:2026.07.24
京浜協同劇団 朗読劇で、思い届け 平和憲法作品展に特別出演
1959年に創立し、半世紀を超えて活動を続ける地域演劇集団・京浜協同劇団が8月1日(土)・2日(日)にスペース京浜(幸区)で開催される「第2回平和憲法作品展」に、特別出演して朗読劇『少年口伝隊・一九四五』を上演する。終戦記念日を前に、戦争の残酷さ、平和の尊さを伝えたいと、その意気込みを聞いた。
同劇団は川崎の地で長年活動を続け、演劇を通じた地域貢献や住民とのつながりを大切にしてきた。今回は夏の企画として、原爆投下直後の広島でニュースを口頭で伝えた少年たちを描く、戦後を代表する作家の一人、井上ひさしの名作に挑む。今回は、かわさきゆめホール(下沼部)の館長で10年ぶりの出演となる柳沢芳信さん(69)や、客演の歌手・しのぶさん、そして昨年入団し「人生初の朗読劇」に挑む渡邉直佳さん(24)など、幅広い世代のキャストが結集した。
年齢や経験のギャップを超え、悲惨な歴史の記憶を自分ごととして理解してもらおうと、長崎県出身の被爆者による被爆体験の話なども交えながら、5月から熱心に対話と稽古を重ねてきたという。劇中の音楽や表現手法にも細部までこだわり、観客の心に深く響く舞台を目指している。
渡邉さんは「当時の少年たちと同じように、情報をただ伝えるだけでなく、その中にある葛藤や疑問まで生きた声でお客さんに届けたい」と意気込む。しのぶさんは「今の若い世代や子どもたちに向けて、戦争のない現代の日常の幸せをかみしめながら、やりたいことに思い切り挑戦してほしいという強い願いを込めたい」と語る。柳沢さんも「映像やゲームとは違う、同じ空間で生きる人間同士だからこそ伝わる生の痛みを、地域の人々と共有できたら」と、次世代への継承に期待を寄せる。1日には特別企画として長崎の被爆者と長崎出身の腹話術師による対談も実施される。展示は入場無料。朗読劇チケットは前売り一般1000円、学生・障がい者500円。予約・問い合わせは同劇団【電話】044・511・4951。
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