平成町に住宅展示場 「ハウジングプラザ横須賀」来年4月下旬にオープン
平成町3丁目にある市港湾局の敷地に来年4月下旬、総合住宅展示場(ハウジングプラザ横須賀)が開設されることが、このほど分かった。企画運営は株式会社サンフジ企画。モデルハウス14棟(予定)のほか、地域情報の発信・交流拠点となるインフォメーションセンターを設ける計画だという。
開設場所は、平成町のLIVINとエイビイの間にある市港湾局の土地のうち、道路に面した約7000平方メートル。以前はマンションギャラリーが設けられていたが、現在は更地の状態。今月上旬には工事に着手し、オープンは4月下旬を予定している。同社は、県内で16の住宅展示場を手掛けているほか、馬堀海岸の温浴施設「横須賀温泉 湯楽の里」を運営。同社としては、横須賀での住宅展示場の運営ははじめて。三浦半島地域(横須賀・逗子・葉山・三浦・金沢区南部)を主な商圏と考えているという。
「環境」の取り組みも強化
ハウジングプラザ横須賀のコンセプトは「YOKOSUKA ECO TOWN」。(E)エコロジー・(C)コミュニティー・(O)オアシスといった視点で展開。特にエコロジーの分野では、LED照明の利用やEVステーション設置のほか、市内の企業とのタイアップで、体験設備などを導入していく予定だという。また、住まいに関する情報だけでなく、行政や地域情報の発信拠点としての機能も併せ持つインフォメーションセンターも設置する。道路に面したオープンな仕様は「回遊性のある公園というイメージ」と同社担当者。「家を今すぐ買う・造るといった人にだけでなく、気軽に家を見る機会・環境を提供したい」と話す。
住宅需要の変化に対応
特に3月の震災以降、作り手・買い手ともに住宅への需要にも変化が見られているという。構造の強さや素材、太陽光発電など新エネルギーへの対応といった住宅性能に関するものへの意識も高まっている。さらに、「つながり・絆」といったキーワードも新たに加わった。出店する住宅メーカー側も、そうしたニーズに応えた開発を進める。自社の最新商品・最新モデルハウスを展示する場として、住宅展示場は格好のPR拠点。オープン前の3月には、建設途中の様子を「構造見学会」として公開する企画も予定されている。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>