久里浜新名物はどれだ
グルメコンテスト初開催

　久里浜をイメージした逸品料理の味を競う「久里浜　食の祭典」が、11月16日（土）に行われる。主催は久里浜観光協会ほか。地域活性をめざしたご当地グルメを楽しむイベントで、地域の飲食店や学校が出店し、オリジナル料理を提供。来場者の投票で人気No.１メニューを決める。

　「美味しいグルメで、地元を活気づけたい」「広く愛される名物料理を作り、地域愛を深めたい」と企画された同イベント。主旨に賛同し、地域の飲食店や学校など、13チーム18品目がエントリーしている。

　提供メニューの条件は、久里浜の地場食材を使った料理や、形、名前などで久里浜をイメージできるものに限定。久里浜沖で獲れた魚で作るつみれ汁や、”くり”の形をしたパン、イカ墨を使って黒船の色を表現したものなど、味も見た目も個性豊か。それぞれが趣向を凝らし、久里浜らしさをアピールする。

　久里浜商店街の活性化に取り組む若手有志グループ「ｔｅａｍ黒船」も出店。食材にヒジキを使い、黒船の大砲の弾をモチーフにした「久里浜黒船ぼーる」を考案。メンバーの一人は、「グルメを起爆剤に、久里浜が一丸となって盛り上がってくれたら嬉しい」と話している。

　当日は投票で、グランプリを決定。来場者は一品購入ごとに１枚もらえる投票用紙で、気に入った料理に１票を投じることができる。グランプリを獲得したＮｏ．１メニューは、今後、久里浜観光協会や商店街などが主催するイベントに出店し、久里浜の代表グルメとして積極的にＰＲしていく。同協会担当者は、「久里浜ならではの味が一堂に会する初めての機会。たくさんの人に堪能してほしい」と来場を呼びかけている。イベントは来年以降も開催し、恒例化していきたい考え。

　開催場所は京急久里浜駅前の久里浜商店街はろーど通りで、午前10時〜午後３時（投票受付は午後２時まで）。雨天時は翌日17日（日）に順延。会場では、横須賀総合高校の吹奏楽部による演奏や、ペリー提督のコスチュームを着たスカリンとの握手・撮影会も催される。

食イベント目白押し

　今月、市内各所では地域が独自に取り組むグルメイベントが続々開催される。　追浜では多彩な麺料理が頂点を競い合う「ヨコスカ麺ʻｓフェス（11月17日）」、衣笠はチケット制でスイーツの食べ歩きができる「スイーツアー（11月14日〜16日）」。北久里浜では、はしご酒を楽しむ「ちょい呑み（11月14日〜16日）」が行われる。