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横須賀・三浦 社会

公開日:2014.11.07

戦艦陸奥の主砲
横須賀へ里帰り
船の科学館から無償譲渡

  • 陸奥主砲(4番砲塔の一門)。全長18・8m、重さ102t

 1921年(大正10年)に横須賀海軍工廠で建造された戦艦陸奥の主砲の里帰りをめざす「陸奥の会」はこのほど、所有者である「船の科学館」から無償譲渡の意向を取り付けたことを発表した。同会は小泉進次郎衆院議員を筆頭に、国会議員、横須賀市長、市議会議長、商議所会頭、森崎在住で元統合幕僚長の齋藤隆さん=人物風土記=が発起人となって今年5月に立ち上げた組織。今年8月、陸奥の里帰りに賛同する3万人超の署名を同科学館に提出していた。



 同会では移設のための費用を3000万円〜4000万円と試算、今後はこれの確保に向けた募金活動を広く展開していく方針。主砲は1936年(昭和11年)に同工廠で大改修されていることから、移設は80年ぶりの帰郷となる2016年を予定。候補地としてヴェルニー公園を挙げている。

 

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