EXILEのパフォーマー。ダンスの可能性を追求する研究所(E.P.I.)の所長も務める EXILE TETSUYAさん 横須賀市出身 34歳
叶えた夢の、その先へ
○…「ダンスで世の中に認められる存在に」。横須賀で見ていた夢を本当に叶え、後進に夢を語りにやってきた。先ごろ諏訪小学校で開かれたイベント。ファン400人が集まったラジオの公開収録では、横須賀の魅力を余すことなくアピール。ダンスレッスンでは、地元のダンススクールに通う40人の生徒を相手に2時間みっちり指導した。「この街で育って、今の自分がいる─」。繰り返し口にするのは「恩返し」の言葉だ。
〇…森崎小、神明中と生粋の”須賀っ子”。「幼少期の遊び場は森崎第3公園。『ドロ・ジュン(泥棒と巡査)』に明け暮れた」。公開収録で幼少期の思い出を語り出したら止まらない。中学生時代は水泳に熱中、高校卒業後にダンスと出会った。遊び仲間の先輩に手ほどきを受けながら、中央に繰り出しては路上で踊り明かす日々。当時結成していたチームで東京進出を果たし、04年にEXILE主演ミュージカルのオーディションに挑戦。チャンスを掴んだ。それから10年。メンバーの一員としてステージを務めながら、EXILEパフォーマンス研究所を設立。大学で客員教授も務めるなど活動の幅を広げている。
〇…現在の立ち位置を、「想像を超えた未来にたどり着いた」と表現。ダンスを取り巻く環境はここ数年で劇的な変化を遂げた。学校の授業カリキュラムに組み込まれ新たな展開を見せている。横須賀で過ごしていた20代の頃から感じていたのは、「(ダンスは)言語に匹敵するコミュニケーション。音楽とともに空間を共有できる」ということ。そんなダンスの持つ可能性をもっともっと突き詰めていく。
〇…具体案のひとつが、オリンピック競技のダンス採用。「ダンスはカルチャーでありアートであり、スポーツ」。公言する人は周囲にまだ誰もいない。「10年・20年先、日本代表チームの監督に自分が就いている。そんな未来につながる活動を続けていけたら」
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