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「よこすかの音楽家を支援する会」代表理事、イタリアでオペラ歌手として活躍する 宮本 史利さん 馬堀海岸出身 38歳

掲載号:2015年7月31日号

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「音楽でよこすかを豊かに」

 ○…オペラの本場、イタリアで研鑚を続けて10年。毎夏の帰国時には”里帰り”コンサートをはじめ、スケジュールはぎっしり。「イタリアの師匠が故郷愛を語るのを聞いて、横須賀の存在の大きさを改めて感じた」。今春、市内の音楽家を支援する団体を発足。「若手の演奏家が活躍できる場を、地元で作りたい」―。その想いは真っ直ぐだ。

 ○…姉の影響で小3からピアノを始めたものの、少年が夢中になっていたのは野球やソフトボール。しかし多感な中学時代、ショパンのピアノ曲に感銘し、「こんな曲を作ることができれば、世界中で争いがなくなるのでは」―そんな夢を抱いていた。それでも高校では野球部を選択。ただ、音楽の授業で「魔笛」に魅せられ、週1回、合唱部に参加し進路に音大を思い描くようになっていた。当然スタートは遅く、ひとまず横浜市大へ進学。仮面浪人のつもりが、学業も疎かにせず、アルバイトとレッスンも掛け持ちの日々。在学中に作曲科を受験するも叶わず、途中で声楽に転向した。「野球で喉を鍛えていたからかな」。通算4回の挑戦で、東京藝大への道が開いた。

 ○…”歌いたい”という熱量は人一倍。市内の合唱団に掛け持ちで参加するなど、オペラや合唱に没頭した。「本場で挑戦してみたい」と卒業後、身一つでパルマへ。国立音楽院で学び、オペラの舞台へと歩みを進めたが、もちろん順風満帆ではなかった。厳しさで知られる師匠のもとで、悩んだことも少なくない。乗り切れたのは、努力はもちろん「周囲の支えがあってこそ」と感謝の言葉。さらに「笑顔で立ち向かうという術も身に着けた」と微笑む。

 ○…来月、イタリアでプッチーニのオペラフェスに出演。帰国後の30日には、同会初めてのコンサートが控えている。合唱やオペラとの出会いが、自分の人生を豊かにしてくれた。次は恩返し。「音楽のまち・よこすか」の醸成へ、軽やかに歩み始めたところだ。

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