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手指の関節症腱鞘炎 女性に多い指先の病気 取材協力/ゆたか整形外科
「あまり知られていませんが、女性に多い手先の症状として、『手指の変形性関節症』と『腱鞘炎』があります」とゆたか整形外科の川名裕院長。
前者は「指先がこわばる」「痛み腫れる」「変形する」等関節リウマチに似た症状が現れ、加齢とともに頻度も増す。原因は様々だが関節軟骨がすり減って起こる。治療として、急性期は手指の安静を保ち関節炎を抑えることが中心となる。消炎鎮痛剤の内服や湿布、軟膏などを使うほか、包帯や装具等による固定を行うこともある。また、温熱療法も痛みの軽減に効果がある。
一方、後者は指を曲げたり伸ばしたりすると引っかかる感じがしたり、手首や指を動かすと痛む。内部の炎症により起こり、多くは手の使いすぎが原因だが、妊娠中や出産後、更年期など女性ホルモンが大きく動くときにも多く見られる。
前者同様に消炎鎮痛薬の使用のほか、ステロイド剤の注射を打つことも。
川名院長は「指先などに違和感があったら関節が固くなり生活に支障が出る前に早めに診療を」と話している。
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