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アニメ効果で飲食店特需 関係者「売り上げ3倍」

文化

掲載号:2016年9月30日号

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対象店には等身大パネルが設置
対象店には等身大パネルが設置

 横須賀市を舞台にしたテレビアニメ「ハイスクール・フリート」(通称=「はいふり」)と市内の飲食店がコラボし経済効果を生みだしている。横須賀集客促進実行委員会が主導しているもので、参加店舗の中には期間中の売り上げが通常時の3倍になるなど、恩恵がもたらされている。

 同アニメは女子学生たちが海上の安全を守る職業「ブルーマーメイド」になることを目指し、奮闘する物語。4月から6月にかけてテレビで放映されて以降、主にアニメファンの間で人気を博している。

 放送終了後もその傾向は根強く、今月24日に横須賀芸術劇場で行われた声優のトークショーなどが楽しめるイベントでは3600席が完売。多くが市外からで、入場自由のグッズ販売のみに来た客を合わせると「5000人近いのではないか」と訪れたファンの一人は話しており、人気の高さを改めてうかがわせている。

スタンプラリー好調

 横須賀集客促進実行委員会ではこの”熱”を活性化につなげようと飲食店と連携した企画を展開。経済効果につながっている。

 第1弾として7月に実施した缶バッジキャンペーン、そして現在は今月16日から行っているスタンプラリーが好調。キャラクターをモチーフにしたメニューがあり、注文するとオリジナルコースターがもらえる。対象店は女子学生の数に合わせた34。追浜、衣笠、横須賀中央・汐入のエリアに分かれており、スタンプ数に応じて非売品のポスターなども手に入る仕組みだ。

 参加しているお店のほとんどが、キャンペーン期間中の売り上げ増に結びついているという。「土日は特に多い。通常時より3倍の売り上げが上がっている」と話すのは衣笠でスナック「歌楽屋(うたや)」を営む中西真理さん。「はいふり」による特需を実感している。客側からも好意的な声があがる。横浜市内からスタンプラリーに通っているというファンは「アニメをきっかけに店主と親しくなり、週に2〜3回は横須賀に来るようになった」と話し、常連になった店も多いという。

 独自のもてなしを行うところも出てきた。中央で「YOKOSUKA Shell」などを営む澁谷光則さんはキャラクターの誕生日を、ファンと一緒に祝うなどで好評を得ている。

商店街とも連携

 10月1日(土)からは衣笠で初めて商店街とはいふりのコラボ企画が始まる。対象の飲食店6店を訪れれば、アニメにゆかりのある地が書かれた限定ランチョンマットをもらえる。

 同委員会の担当者は「今後はこれを皮切りに各商店街とのコラボが増えてくれれば」と話しており、サポートしていく方向だという。
 

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