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横須賀・三浦 文化

公開日:2018.03.23

エグザイル2人と上地市長
「横須賀でライブやりたい」
ダンス&ヴォーカルグループEXILEのメンバーで、「横須賀盛り上げ大使」の橘ケンチさん=右=とEXILE TETSUYAさん=中央=が16日、上地克明市長とトークショーを行った。「音楽のまち横須賀」をスローガンに掲げる上地市長とエンターテインメントの可能性を語り合った。以下は当日の要旨(敬称略)。

 ――横須賀出身の2人。地元のエピソードは?



 橘「TETSUYAとダンスグループを組んで、横須賀中央駅付近で深夜練習したのがいい思い出。ストリートで練習する場合、鏡や自分の姿が映る場所は他のグループとの争奪戦だった。平成町にあった『孔雀苑』という中華料理屋さんの窓だったり、さいか屋の近くだったり、毎晩のように集まって踊っていた」



 ――「横須賀盛り上げ大使」としてオリジナルダンスを作りましたね?



 TETSUYA「昨年、何校かの中学校の体育祭で踊っていたり、私たちもそれをムービーで見させてもらったりと、少しずつダンスが浸透しているように感じる」



 ――一般の方から寄せられた「横須賀を音楽で盛り上げる」ためのアイデアを紹介します。



野外フェスを開催



 橘「猿島で開催するのはどうか?」



 上地「島とはいえやはり、騒音の問題がある。とりわけ、ベース音などは響くので。しかし、私個人としては、ぜひやりたい」



 TETSUYA「大使になったからには、地元横須賀でライブするのが僕たちの夢」(会場から拍手)



ストリートで音を鳴らしたり踊ったりできる場所を増やす



 TETSUYA「最近はわからないが、僕らの時は決してウェルカムだったわけではなかった。ラジカセで音楽流すので、近隣の人からすればうるさく思われたりしたかもしれない。騒音が気にならない、かつ鏡がある場所があったらいい」



 上地「『街はどこでも小劇場』を公約として掲げている。検討したい」



横須賀出身の歌手をオーディションで選出



 上地「考えていた。バンドやダンスなど、どういう形になるかは決まっていないが、オーディションはやろうと思っている」



子どもたちが歌いたくなるような英語の曲を作る



 上地「英語には力を入れている」



 橘「小学生の時から周りの友達でも外国人がたくさんいた。この環境のおかげで、海外に興味を持つきっかけにもなった。横須賀で英語を押していくのは賛成」



港で船を使った音楽イベントを開催。プロジェクションマッピングなどで盛り上げる



 橘「まちおこしでやっているところもある。道後温泉では旅館にプロジェクションマッピングを施してPRするみたいな」



* * *



 最後は「横須賀ならではの自然や、ロケーションを活かした音楽イベントが開催できるといい」という意見でまとめられた。当日の模様は、FMヨコハマ(84・7)で3月25日(日)午後8時から、特別番組「横須賀音楽会議」で放送される。他にも、横須賀をテーマに楽曲を作った阿木燿子さんや、久里浜出身のピアノデュオ、レ・フレールの2人が上地市長と横須賀をテーマにトークを繰り広げる。

 

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