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猿島観光もっと快適に 三笠桟橋前にビジターセンター

社会

掲載号:2019年4月5日号

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建物のイメージ((株)トライアングル提供)
建物のイメージ((株)トライアングル提供)

 横須賀市は、京浜急行電鉄(株)・(株)トライアングルと連携し、猿島渡航のチケット販売や待合室、観光情報を発信する機能を持たせたビジターセンターを設置する。年々増加する観光客の快適性向上を目指すとともに、周辺エリアの観光の拠点にしたい考え。場所は三笠桟橋の目の前で、2020年4月の開所を予定している。

 建造予定地は京急電鉄が所有する約400平方メートルの土地で、名称は(仮称)猿島ビジターセンター。設置の背景となったのが猿島渡航者の増加。2014年度は約10万だった来島者は、昨年度は20万人超を記録。4年間で約2倍にまで推移している。要因としては国史跡への指定や日本遺産への認定、昨年初めて開催された音楽イベントなどがあげられる。その一方で現在、渡航者は雨天時や夏の酷暑の中でも、屋外でのチケット購入や乗船待機を余儀なくされている。さらに周辺エリアでは旧三笠駐車場用地への新規ホテル建設が予定されているほか、第二海堡クルーズの実施などを控え観光需要の更なる高まりが予想される。こうした状況を受け市は、チケットの発売所や待合室の機能を備えたビジターセンターを設置し、観光客のおもてなし環境を整備したい考えだ。

民間と3者で連携

 ビジターセンターの整備・運営は横須賀市と、土地を所有する京浜急行電鉄(株)、猿島航路を運航する(株)トライアングルの3者が役割を分担して行っていく。京急電鉄は建物用地の貸付、猿島・三笠公園と観音崎エリア間の誘客促進を受け持ち、トライアングルは同センターの建物の整備と運営を担う。横須賀市は周辺環境の整備と展示物の設置を担当。観光バスやタクシー等の乗降場所として、三笠公園駐車場内の同センターに隣接する一部を活用する。これに伴い、今年度中に名称を「猿島公園駐車場」と変更する。またセンター内に、日本遺産構成文化財を含む市内の観光情報を紹介する展示コーナーを設置。制作費用を市が負担する。3者が連携することで、猿島、三笠公園周辺エリア全体の活性化を図っていく。

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