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中島内科クリニック対談企画 脂肪肝と糖尿病 関連は 横浜市大附属病院医師に聞く
肝臓に脂肪が溜まってしまう脂肪肝。原因や糖尿病との関係について、横浜市立大学附属病院肝胆膵消化器学(消化器内科)で肝臓を専門とする小川祐二医師と結束貴臣医師に、中島内科クリニックの向笠浩司医師が聞き手となり、話を聞いた。
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――脂肪肝の原因は?
小川「過剰飲酒によるアルコール性と生活習慣の乱れによる非アルコール性に分類されます。前者は肝炎や肝硬変になることは良く知られていますが、後者のように飲酒していなくても同じように肝臓の病気が進行してしまうことがあります」
――症状は?
結束「自覚症状はほとんど見られません。肝硬変等に進行すると足のむくみや腹部の張りなどの症状が現れます」
――糖尿病との関連、治療法は?
小川「脂肪肝は、肥満や糖尿病など生活習慣病を伴うことが多く、糖尿病患者の10人に1人が肝臓疾患で死亡しているというデータもあります」
結束「食事療法や運動療法によって背景にある生活習慣の乱れを改善することが原則です」
――クリニックと大学病院が連携して、肝臓疾患を減らしていければと思います。ありがとうございました。
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