横須賀版 掲載号:2019年11月15日号 エリアトップへ

「サバに寄生するアニサキスの特性」の研究で県作品展特別賞を受賞した 松下 竜大さん 走水在住 17歳

掲載号:2019年11月15日号

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研究を社会に活かしたい

 ○…サバを生で安全に食べたい―。これをテーマにした研究発表で日本学生科学賞県作品展の特別賞(県立青少年センター館長賞)に選ばれた。サバに寄生するアニサキスを採取しながら、その生態や特性の分析を続けている。

 ○…「小学生の頃は魚の耳石を調べたり、歯を標本にしたりしていた」と当時から魚に興味津々。父親と海に繰り出して釣ったサバが、運命のはじまりだった。「捌いていたら、見慣れないものがあって。摘み出したら、僕の方に顔をもたげたんです」。それがアニサキスとの”出会い”。食中毒を引き起こす原因を解明すれば、刺身で美味しく食べられる。中学2年で埼玉から走水に引っ越すと、探究心が全開。標本は身近な海から。集中する部位や死滅する温度、時間の調査を進めた。

 ○…中学3年でこれをまとめて県作品展へ出品し、県知事賞を受賞。ここで止まることなく、横須賀高校では科学部や学校全体の取り組みを通して大学の研究者や専門家に教えを請い、DNA解析など深掘りを進めている。分析の技術だけでなく、「多様な視点を持つことの大切さを学べたことは大きい」。高校では剣道部にも所属し、自分の研究はその合間を縫って。遊びに行く―というとやっぱり釣りに足が向く。「海の近くに住んでいてよかった」と笑顔を見せた。

 ○…高校2年の今まで約4年間で調べたサバは300匹、採取したアニサキスは3000匹以上。「生で安全―には少し近づいている感触はある」と語るもまだまだ途上。「ブランドサバの分析や海域の違いも調べたい」。将来は養殖など”安全に食べられる技術”にも目を向け、「研究を社会に還元できれば」と思い描いている。

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