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横須賀・三浦 トップニュース文化

公開日:2020.06.05

深田台神明社
祭り中止も絵で元気に
ポスターへの作品募る

  • 絵の応募を呼び掛ける竹内会長(左)と直歩ちゃん

 コロナ禍を受け、上町商店街近くにある神明社の例大祭が中止になった。氏子青年会は暗くなりがちな雰囲気を少しでも和らげようと、商店街に張り出す”お知らせ”に子どもたちの絵を添える新たな試みを始めた。

 毎年7月の第4日曜日に開かれている神明社の夏祭り。担がれずに眠っていた神輿を26年ぶりに復活させた6年前からは、町内会や商店街など地元をあげ、上町の夏の風物詩として再び盛り上げてきた。

 氏子会では祭りを参加者により身近に感じてもらおうと、商店街に張り出す告知ポスターに地元の子どもたちが描いた絵を取り入れる試みを昨年から始めた。今年のポスターには上町地区在住の芹澤直歩(なほ)ちゃんの、神輿を担いでいる姿を描いた絵が採用される予定だった。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大への懸念から関係者内での協議の末に中止することが決まり、直歩ちゃんの絵を上手に活用する方法を考えたという。

掲載作品を募集

 同会では現在、直歩ちゃんの絵以外にも作品を募集している。テーマは、自分がこの夏にやりたいことや希望を込めた「夏のお楽しみ」。上町と深田台在住の子どもが対象。氏子青年会の竹内恒明会長は「祭りの中止で全く”色気”のない夏になるのではと心配し、ネガティブな情報を少しでも前向きなものにしたかった。絵を描くことで家族が家庭内でも楽しめ、街を歩くときに見て楽しめるようにという思いも込めた」と話す。

 申し込み用紙は商店街にある「みどり屋」「花う」「柳屋」「グリーンハウス」「セブンイレブン横須賀上町店」の各店頭で入手でき、応募も可能。無記名でも可。締め切りは6月14日(日)。掲示場所や日程は後日通知する予定。

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