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無人運航船の実証実験 猿島航路で2022年3月までに

経済

掲載号:2020年6月19日号

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無人運航の実験船となるトライアングルの旅客船
無人運航の実験船となるトライアングルの旅客船

 猿島航路を運航する(株)トライアングル、横須賀市、丸紅(株)、三井E&S造船(株)の4者はコンソーシアム(共同事業体)を立ち上げ、無人運航船の実証実験に取り組む。資金面を支援する日本財団が今月12日に発表した。三笠桟橋と猿島間で、トライアングルが所有する小型旅客船に三井E&S造船が開発中の自律操船技術を導入し、2022年3月までに無人運航のテストを行う。

官民連携の共同事業

 同財団では、2025年までに無人運航船の実用化を目指している。船員の高齢化による人手不足、離島航路の存続問題などが背景にあり、技術開発を急ぐ。海難事故の大半を占める人為的ミスの解消にも繋げたい意向だ。2040年までに国内の船舶の50%を無人運航船に切り替える目標も発表している。

 三笠桟橋〜猿島間をテストフィールドとする4社のコンソーシアムは、同財団の「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」に応募して採択された。既存の小型船を安価かつスピーディーに無人運航化できる技術開発が横須賀で行う実証実験の主なテーマ。小回りの利く小型船が活用される災害時利用も視野に入れる。トライアングルの船は、離着桟を含めて全て自律操縦による航海をめざす。

 無人運航の実証実験はこのほかに4つのコンソーシアムがあり、船舶交通が過密な海域の航行、長距離航行、コンテナ船やカーフェリーといった大型船の航行、水陸両用車の無人運転の開発が進められる。

 横須賀市は、新しいモビリティサービスの社会実装を推進する「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」を展開している。自律操船技術の確立も同チャレンジの枠組みに加え、実証実験をサポートしていく。

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