横須賀市は今月12日、無症状の人を対象にした自由診療によるPCR検査を行う市内医療機関をまとめて公表した。海外渡航や国内の出張、企業や団体等で陰性の証明が必要な場合などの利用が想定される。
現状では、発熱などの症状を受けて、帰国者・接触者相談センターや医療機関がPCR検査の必要有無を判断する形。「自費でも陰性かどうか確認をしたい」といった需要も高く、自由診療で検査をする医療機関も増えている。
市では、市民を対象にした大規模な抗体検査を実施するなど独自のコロナ対策を行ってきた。市中での感染が広がる中、横須賀市医師会と調整し、無症状の検査希望者が受検できる医療機関の公表に至った。自治体がこのように取りまとめて発信する例はあまりないという。
受検は各院への予約制で、原則として唾液を用いた検査を採用。自由診療のため自己負担費用は各医療機関で異なる。
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