浦賀での創業から148年の老舗デパート「さいか屋横須賀店」(大滝町)が今月21日、営業最終日を迎えた。
閉店30分前の午後6時過ぎから入り口回転扉前でセレモニーを実施。観衆は徐々に増え、ラストには対面の通りまで人が溢れるほど集まった。
セレモニーは店内で流れている「レッツゴーさいか屋」を作詞・作曲したミュージシャンのミニライブからスタート。観衆はコロナ禍らしく音楽に合わせて手拍子で盛り上げた。「蛍の光」のBGMが流れる中、あいさつに立った原幸夫店長は「長年営業が続けて来られたのも皆さんのおかげ、閉店の発表以降、多くの方から惜しむ声を頂き感謝」と深々と頭を下げ、謝意を伝えた。また3月6日(土)から装いを新たに営業を再開する「SAIKAYA YOKOSUKA SHOPPING PLAZA」への来店も呼び掛けた。観衆からは「ありがとう」や「がんばれ」などの声が寄せられ、セレモニー後も写真撮影や店員と話し込むなど、しばしの別れを惜む姿が見受けられた。営業再開日にはパフォーマンスを交えたオープニング企画が予定されている。
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