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横須賀・三浦 教育

公開日:2021.06.11

消防車の魅力 絵本の絵で
岡本よしろうさんが作画

  • 絵のほか、岡本さんお手製の「消防士の帽子」も展示

 先月11日に発売された、乗り物の役割や仕組みを紹介する絵本「のりもののひみつ」シリーズ第一弾「しょうぼうしゃ、てんけんよし!」(交通新聞社)。その中で絵を担当した岡本よしろうさん(二葉在住)の作品パネル展が今月4日から津久井浜駅前にある「うみべのえほんやツバメ号」で始まった。

 これまでにも詩人・谷川俊太郎さんの絵本や昆虫を題材にしたものなどで、絵を担当してきた岡本さん。いずれの絵も手書きの曲線や優しい色使いなど、”柔らかさ”が特徴。今回は「直線の機械美」という、岡本さんが今までに踏み込んだことがない領域で、挑戦だったという。文章を担当した作家と共に都内の消防署へ赴いて消防車両のみならず、消防士の仕事ぶりを取材。子ども向けの本ながら忠実に絵と文で紹介され、大人も楽しめる作品に仕上げた。

 「ツバメ号」でのパネル展はラフ画の手書きからデジタル化、色付けなど、実際に絵が仕上がっていく工程も楽しめる仕様に。「消火作業の場面だけでなく、普段の点検風景や本気で仕事に挑む消防士のかっこよさも伝われば」と岡本さん。

 展示は午前11時から午後6時、毎週水・木曜定休、7月27日(火)まで。絵本は同店のほか文教堂横須賀店などで購入可能。

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