横須賀市は住民基本台帳のビッグデータを用い、市内の人口構成や地域間移動情報をオンラインで検索、閲覧できる『見える化システム』を独自に開発。4月28日に一般公開した。
このシステムでは年月や地区といった複数の条件を組み合わせたデータをオンライン上でいつどこでも誰でも把握することが可能。従来は市民が市へ問い合わせをした際、データの照会に直接来庁が必要であった上、職員による情報の取りまとめや加工、分析などの作業に時間がかかっていた。このシステム導入により、まず市民が来庁する手間が省けるほか、職員が市民からの要望に迅速に対応でき、業務負担軽減にも繋げられる。またこのビックデータの照会を細分化・容易化することで企業が市内で戦略的に事業展開する上で必要となる数値的根拠としても役立てることができ、地域経済のさらなる活性も期待される。こうした住基台帳を基にしたビッグデータを取りまとめ、活用を促す取り組みは全国の行政区ごとに進められており、横須賀も独自に今回のシステムを導入した。
この『見える化システム』では高齢化率や人口ピラミッドなどの「人口編」、県内外や男女、年代別といった区分で「転入編」と「転出編」「転居編」の項目に分けられる。市HPからダウンロードできるエクセルデータ上で、任意の条件を設定して情報を検索、閲覧可能。今後「将来推計人口」は毎年、そのほかのデータは毎月更新されるという。
詳細は【URL】https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0830/mieruka.html
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