大津町出身の映画監督、佐向大さんが手掛けた最新作『夜を走る』が5月13日に劇場公開された。14日には、地元上映を記念して本町の横須賀HUMAXシネマズで舞台あいさつが開かれ、佐向監督=写真左=、主演の足立智充さん、モデルとしても活躍する坂巻有紗さんが登壇した。
同作品は郊外のスクラップ工場で働く2人の男性が主人公。40歳を過ぎて独身、うだつの上がらない日々を過ごす秋本と妻子がありながら気ままに暮らす谷口。彼らの運命が、ある夜の出来事をきっかけにして大きく揺らいでいくストーリー。恐怖とユーモアと悲劇が重なり合い、独特の世界観を描き出している。
佐向監督は「何を見せられたのだろう、と考え込んでしまう作品かもしれない。理解できない映画もあるということを知って、それを味わってほしい」と話した。
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