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神歯大附属病院 がんの発見遅れに注意 「定期検診」ためらわずに
全国的な傾向として、がんの発見が遅れていることがわかった。「日本対がん協会」ほかの研究結果によるもので、2020年度のがん診断数と切除手術数が前年比で1割減少しているという。理由として、新型コロナの感染不安による受診控えが背景にあるとされている。「がんは初期の自覚症状がないため、発見が遅れると治療の選択肢を狭めてしまうことになる」と神奈川歯科大学附属病院 画像診断科の池上匡教授=写真。適切な受診を呼び掛けている。
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がんから命を守るには「予防」と「早期発見」が大切となる。中でも、人間ドックや各種の健康診断を受診することが有効な対策。先述のように、コロナ禍の受診控えで発見が見過ごされている状況があり、「進行した状態で見つかる患者が、これまで以上に増加することを懸念している」と池上教授。特に初期のがんは検診で見つかることが多いため、診断はためらわないで行ってほしいという。
同院では、大学病院の設備を用いて、専門医(高血圧、糖尿病・内分泌、認知症・神経、画像診断、睡眠時無呼吸、消化器内視鏡)が総合的な外来診療を行っている。歯科大学病院の中のメディカルモールとして、がんを含め様々な疾患の発生予防や治療に対応している。
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