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横須賀・三浦 文化

公開日:2022.08.12

盆の夜灯す竹灯籠
三浦半島の4カ寺が協働で催事

  • 参道を温かな光で照らす

 コロナ禍で地域の多くの夏祭りが中止を余儀なくされる中、芦名の浄楽寺をはじめとする三浦半島の4カ所の寺院が協働で8月13日(土)から15日(月)の3日間、「盆 竹灯籠まつり」と題した新たな催しを開く。



 狙いは地域の盛り上げだけではなく、寺院本来の意義を改めて広く伝えることにもある。先祖の墓参りや法要、年末の除夜の鐘など、一般市民が寺院に足を運ぶ機会がひと昔前と比べて限定的になっているのが現状。本来は檀家でなくとも気軽に足を運べ、心の拠り所や地域コミュニティの拠点として機能してきたルーツがある。今回の企画ではまず、誰でも気軽に寺院へ足を運べることを知ってもらいたい、という願いが込めている。



御朱印のスタンプラリー



 参加するのは浄楽寺、東漸寺(武)、不断寺(長井)、福泉寺(三浦市三戸)。各寺院共通企画として、子どもたちが書いた祈りの言葉や絵を手作り竹灯籠と共に灯す催しのほか、4カ所の印を集めて一つの御朱印を作る「御朱印スタンプラリー」を実施(各日午後4時から9時、点灯は6時から)。そのほか自身の先祖に宛てて書いた手紙を寺院へ収める「手紙参り」も行う。



 浄楽寺では「和線香花火大会」(13日午後7時30分から)、鎌倉を拠点に活動する『イマジン盆踊り部』が奏でるポップな音楽と共に踊る「盆踊り」(14日(日)のみ)も実施予定で、屋台の出店もある。



 詳細は同実行委員会(浄楽寺)【電話】046・856・8622

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