横須賀・三浦 社会
公開日:2025.07.04
英空母群、横須賀寄港へ
市長「必然的」、市民団体は反発
英国籍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」などが、8月から9月にかけて在日米軍横須賀海軍施設などに寄港する。英国は日本を含むインド太平洋地域に空母を展開し、同地域での安全保障に寄与する計画を発表している。英空母の国内への寄港は、2021年9月の「クイーン・エリザベス」以来2度目。
「プリンス」は全長284mで、乗員約1500人と英海軍最大級。同軍の駆逐艦、ノルウェー海軍のフリゲート艦も来港する。6月25日、防衛省の担当者らが上地克明市長を訪ね、寄港計画について報告した。上地市長は「安全保障環境が不安定になりつつある中、寄港は必然的。海上防衛の要の自治体として、安全保障に協力したい」と述べた。市によると、今回は乗組員が市街地に外出する予定だという。上地市長は会談後の取材で「モラルある行動をお願いした。市民にご理解いただきたい」と話した。
寄港計画に関し、「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」共同代表の呉東正彦氏は「極東の緊張関係を強める。歓迎できない」と非難。寄港中は空母周辺にボートを浮かべ、海上から抗議活動を展開する考えを示した。
ピックアップ
意見広告・議会報告
横須賀・三浦 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











