横須賀・三浦 社会
公開日:2025.07.31
上地横須賀市長
「地域への影響最小限に」
追浜工場閉鎖でトップに要望
横須賀市の上地克明市長は7月29日、日産自動車本社(横浜市)でイヴァン・エスピノーサCEOと面会し、同社追浜工場の車両生産中止に関して、市内経済への影響を最小限に留めるよう要望した。
主な内容として、従業員の配置転換や再就職支援の円滑な実施に下請け企業に対する説明と支援など。工場閉鎖後の跡地活用への配慮も伝えたという。
追浜工場は約3900人の従業員を抱える国内主力工場のひとつ。同社は経営再建計画の一環として7月15日、2027年度末で生産を九州に移管すると発表した。総合研究所や衝突試験場などの運用は継続するが、地域経済への打撃が懸念されている。170万平方メートルの敷地面積を誇る広大な土地の使途についても注目が集まっている。
市によると、上地市長が「地域社会への影響は甚大。特段の配慮、対応をお願いする」と求めたのに対し、エスピノーサ氏は「十分なサポートを実施する。工場跡地の活用を進めるにあたり、市に資するよう慎重に配慮する」と応じたという。
上地市長は同日の記者会見で「策を講じてもらえると確信した。日産側の真摯(しんし)な対応に納得している」と語った。
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