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三浦版 公開:2019年3月22日 エリアトップへ

県政報告【10】 神奈川県議会議員 石川たくみ 一期四年間、全力疾走! 平成の次の時代へ

公開:2019年3月22日

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 神奈川県と三浦市のかけはしに、そして未来へのかけはしになりたい…。そんな思いを込めて、また三浦市代表としての役割の重みを感じながら活動してきました。「『任に当たって譲りがたし』。みなさまの付託と信頼に応えるべく、1人区の県議としての任を果たす」との誓いを胸に取り組んできた4年間の活動・政策・実績をご報告いたします。

三浦縦貫道路の延伸工事、前進

 三浦市民の悲願のひとつ、三浦縦貫道路の延伸事業に進展がありました。2008年度に工事が始まった横須賀市林から三浦市初声町高円坊(市道14号)までの約1・9Km(北側区間)。工事途中で旧石器時代の遺跡が発見されたため、埋蔵文化財発掘調査によって当初の工期から大幅に遅れていました。しかし、ついに昨年12月下旬、発掘調査が終了しました。2020年3月までの供用開始予定で本格的な工事が進むことになります。

 「すべては三浦のために」を掲げ、議員活動を通じて市内の交通網整備を強く求めてきた私としても待ちに待った吉報であり、国・県・市そして市民のみなさまの心がひとつとなった取り組みの成果であると実感しています。

城ヶ島大橋、無料化へ

 昨年11月、黒岩祐治知事から「城ヶ島大橋の渡橋無料化に踏み切る」との発表があり、市民のみなさまの記憶にも新しいのではないでしょうか。

 2011年に城ヶ島区民、三浦商工会議所、三浦市観光協会などが中心となって集めた4万1214人の署名と請願が、提出・採択されてから約7年での夢実現です。

 無料化は1日も早く踏み切るべきで、2020年は大橋の開通60年という節目であり、東京五輪が開催される年でもあります。一般質問では、「遅くとも20年までに無料化を実施すべき」と知事の見解を問い、「地域活性化の状況をふまえて判断する」「(活性化の見極めは)景観が変わり始めたかどうかを1つのバロメーターとして考える」との認識が示されました。そして、「地元の一体感や盛り上がりはたしかに感じ、無料化に踏み切るタイミングはいよいよ近づいてきた。一日も早く無料化を進めていきたい」との答弁がありました。

県議会に水産業議連を設立

 自民党県議団の賛同を得て、2016年1月に「水産業を振興する議員の会」を設立しました。漁業就業者の減少、漁業協同組合の経営悪化、漁場環境の悪化、水産資源の減少など県内の水産業をとりまく課題の解決を目的としたもので、二町谷埋立地の課題調査、松輪間口港で松輪サバの水揚げ見学、神奈川県水産技術センター・水産物加工などを視察。みうら漁業協同組合やまぐろ業界の方々との意見交換会を行いました。

三崎漁港の競争力強化へ

 全国初の高度衛生管理型の冷凍まぐろ専用魚市場が昨年3月に完成しました。

 昨今、漁獲量の減少や他漁港との競争が激しくなり、三崎漁港での冷凍まぐろの取扱量は16年までの20年間でおよそ6割減少しています。新市場の完成を機に、三浦ブランドの三崎まぐろを守るため、オール神奈川で漁船の誘致、漁港整備、ポートセールスの積極的な推進を県知事に求めました。

 あわせて、沿岸地域の経済活性化の一策として漁港の多目的利用を進めるべきであり、さらに県部局の水産部新設を提案し、県のより一層の協力を仰ぎました。

小網代の森の環境整備を推進

 2014年に一般開放された小網代の森。以降、観光客の増加に伴い、地元のみなさまも含めて利便性向上を求めるさまざまな要望が寄せられました。そのなかで、最も多かったのはトイレの整備です。

 そしてついに昨年5月、県産木材使用の常設トイレが完成。車いすやオストメイトなどに対応する「みんなのトイレ」を含めて7基が整備されました。

 また、森の引橋側入口付近の通路が傷んでいたものが、地元の要望により来年度改修工事が実施されることになりました。

 関東では唯一、源流から河口の干潟までの流域を持ち、豊かな自然が残る小網代の森を環境学習の場として1人でも多くの人に利用され、三浦を訪れる人が増えることを願っています。

水道事業の検討会を設置

 三浦市では、1974年から約45年にわたって県営水道への移管を要望してきました。2011年度末に自己水源を休止し、すべて横須賀市からの分水に切り替えた水源確保の課題を抱え、経営的にも厳しい状況にあります。

 これまで、県への移管を前提としない情報交換の場しか設けられず、長らく大きな進展がないままでしたが、「建設・企業常任委員会」で市水道部への積極的な支援・協力を県企業庁に求め、2018年6月、県の担当部署も参画し、広域連携などあらゆる可能性の協議を目的とした検討会が新設されました。

三浦の伝統文化振興

 三浦市には国の重要文化財指定「三戸のオショロ流し」や県の無形文化財「菊名の飴屋踊り」等、貴重な伝統文化が市民の力で残されています。

 ユネスコ無形文化遺産で、国指定重要無形民俗文化財にも登録されている「チャッキラコ」の衣装が新調されました。

 県は「ちゃっきらこ保存会」に対して、約24万円の補助金を交付。古くてバラバラだった子どもたちの衣装が、きれいに統一することができました。

災害対策に尽力

 近年、台風や豪雨などによる土砂崩れや農水産業被害が繰り返され、市内産業・市民生活に大きな影響を与えています。

 とくに、昨年9月30日から10月1日未明にかけて、全国各地に大きな被害をもたらした台風24号。県内でも強風による農業用ハウスの破損や骨材変形等が発生し、特に風が強かったところでは施設の全半壊被害を受けて建て直しを余儀なくされたほか、大量の農作物の損傷がありました。

 農業は三浦市の基幹産業です。国・県・市・農協が連携し、生産者が適切な支援が迅速に受けられるよう強く要望しました。
 

開通後の道路イメージ
開通後の道路イメージ
今年もライトアップが計画される城ヶ島大橋
今年もライトアップが計画される城ヶ島大橋
冷凍まぐろ専用魚市場は全国初
冷凍まぐろ専用魚市場は全国初
衛生面が向上した常設トイレ
衛生面が向上した常設トイレ
毎年1月に行われるチャッキラコ
毎年1月に行われるチャッキラコ

石川たくみ事務所

三浦市初声町下宮田489 長嶋第二ビル2階

TEL:046-888-1310

http://ishikawatakumi.com

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