三浦版 掲載号:2019年9月20日号 エリアトップへ

古本市「三崎ブックポート」を主催する 藤臣 美弥子さん 菊名在住

掲載号:2019年9月20日号

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港町に集い結ぶ本と人

 ○…人と人、人と本が出会い、交流し、また次の場所へ。開催地の港町三崎になぞらえて「三崎ブックポート」と名付けた古本市を主催する。特定の作家やジャンルに絞って紹介するもよし、読み終えた本のリサイクル目的もよし。古本市を通じた自己表現や情報発信も魅力のひとつで、1店舗あたりレジャーシート大のスペースは個性の塊。「他人の本棚を見るワクワク感と似ているのかも」

 ○…本業は漫画家。「親曰く、紙とペンがあれば静かな子」で、ロリィの青春、ベルサイユのバラに影響を受け、9歳で「漫画家になる」と決めた。猛勉強の末、女子美術大学の付属校へ進学。大学卒業後、文具メーカーでのキャラクターデザイン職を経て、92年にデビューを果たした。現在は専門学校や主宰する教室で後進の育成を行っている。

 ○…殊更、読書家ではない。古い本の装丁を愛でるのが好きで、わずか数センチの背表紙から心をくすぐられたものを読むという。趣味が高じて、三崎に古書店を構えたのは昨年末。今夏には、古いお堂をリノベーションした「空紙堂」をオープンした。買い集めた好みの書籍と手づくりの什器が作り出す本屋とも図書館とも違う読書空間では、通りすがりの観光客や地元の常連がゆるやかな時間を思い思いに過ごしている。「居心地の良い場所にしていきたい」

 ○…活版印刷の風合い、日焼けによる色あせ、古紙独特のにおいやページをめくる手ざわり。全てが味わいで「新刊や電子書籍にはないロマンがある」と感慨にふける。「書き込みも汚れじゃない。その人はここを良いと感じたかと思いをはせるのも楽しみ方の一つ」と語る。様々な価値観を共有・共感できることが古本市たる魅力。次はどんな出会いが待つのか。期待に胸を膨らませる。

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