三浦版 掲載号:2019年10月18日号 エリアトップへ

三浦市人権擁護委員の会長を務める 菊池 恵さん 菊名在住 71歳

掲載号:2019年10月18日号

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人権尊び、幸せな社会に

 ○…人間が人間らしく幸せに生きる、すべての人が生まれながらにして持つ権利―「人権」。その権利を守るため、問題解決に向けた相談や啓発活動を行う人権擁護委員となって10余年が経ち、会長職は今年で2年目となる。「長年やっていても慣れはない。その都度、新しい気持ちで臨んでいる」と話す。「少しでも社会の役に立てれば」。初めて引き受けた時から思いは変わっていない。

 ○…本業は菊名にある白山神社の宮司。大学卒業後、社会教育主事として三浦市教育委員会に採用され、長らく勤務。先代の父のあとを継いだのは93年の頃だった。地域では、保護司や教育委員のほか、菊名の飴屋踊り保存会の事務局を歴任するなど、地域活動に勤しむ。好々爺の表情を浮かべ、多忙ながらも充実した日々を語った。

 ○…「来てよかった。すっきりした」と晴れやかな顔で帰る相談者を見送る時、とくにやりがいを感じるという。しかし、法律的専門知識があるわけではない。「もっと良い、違う方向も示せたのでは」と思い悩むことも多い。だからこそ丁寧に傾聴し、共感する心を大切にしているのだと話す。小中学校の児童・生徒から教師や保護者に言えない悩みを聞く「SOSミニレター」では、手紙に込められた声に耳を傾ける。「話を聞いてもらったり、文字に書くだけで楽になり、解決の糸口が見つかることもある」

 ○…差別、いじめ、虐待、近所トラブル。悲しいニュースを耳にするたびに胸が痛み、地道な啓発を続ける重要性を思い知らされる。また、外国人や障がい者、性的少数者など時代に即したサポートのためには、定期的な勉強会も欠かせない。「本来なら委員の出番は少ないことに越したことはないけれど」。切に願うのは、平和な世の中だ。

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