活動報告【15】 新型コロナに打ち勝とう 神奈川県議会議員 石川たくみ
新型コロナウイルス感染症に罹患された方、ご家族ならびに関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。市民の皆様におかれましては、感染拡大防止対策にさらなるご協力をお願い致します。
先月24日の県議会臨時会で、新型コロナウイルス感染症対策を盛り込んだ令和2年度4月補正予算が成立しました。
総額は538億763万円。そのうち約266億5千万円が県の休業要請に応じた事業者らの負担軽減を目的とした「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」、ネット通販サイトへの登録やデリバリー販売への転向経費を補助する再起促進支援などの経済対策です。約179億3千万円は、感染拡大防止策と医療提供体制整備に充てられ、中等症患者を受け入れる重点医療機関や軽症・無症状患者の宿泊療養施設運営、福祉・教育施設のマスク購入、施設改修を補助します。
さらに手厚い経済対策を
「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」の交付対象は、4月24日から5月6日まで休業要請や営業時間短縮要請に協力した中小企業や個人事業主です。交付金額は休業の場合、10万円から最大30万円(条件で異なる)、営業時間短縮の場合は一律10万円が支払われます(食事提供施設限定)。現在、電子申請・郵送で受け付け中で、6月1日(月)締め切りです。
さらに、緊急事態宣言延長に対応する事業者への追加支援策で、5月7日から31日まで協力した際の協力金交付なども検討中のほか、売り上げ不振や生活困窮など、県民や事業者への社会経済面から相談に対応する生活支援総合相談窓口(【電話】045・312・1867)をかながわ県民センターに設置しています。
子ども・芸術文化への支援
芸術文化分野にも深刻な影響が出ており、市内在住のプロ奏者から芸術文化に対する県の支援に要望をいただきました。先月末、政府の緊急経済対策関連補正予算が可決され、フリーランスも持続化給付金等の支給対象です。今後、県としても県内で活躍するアーティストを支援できるよう働きかけてまいります。
一斉休校でオンライン授業に対するニーズも高まっており、一刻も早い学校のICT教育環境整備が不可欠です。県議会では3月末、生徒に1人1台の端末と高速大容量ネットワークを整備する「『GIGAスクール構想』の実現と円滑な推進を求める意見書」を国に提出しました。
手洗いや咳エチケットの徹底、不要不急の外出や”3密”を避け、市民の心を一つにしてこの危機を乗り越えましょう。県議会としても皆様の声に耳を傾け、感染拡大防止と実効性ある経済施策に向けて、全力で取り組んでまいります。
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