神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2020年10月23日 エリアトップへ

軟式野球チーム「ウォリアーズ」の監督を務める 小泉 隆さん 岬陽町在住 57歳

公開:2020年10月23日

  • X
  • LINE
  • hatena

野球できる喜びを力に

 ○…「正直、無理だと思っていた」。先月末に行われた、「第43回東日本軟式野球大会神奈川県予選」での初優勝を言葉少なに振り返る。初代の監督から引き継いで約25年。今では主力の多くが親子ほど年齢の離れた選手となったが、想像以上の活躍に目を細める。周囲のチーム監督が30〜40代に代替わりするなか、長期にわたり牽引。「ウォリアーズで野球がしたい」と集まった仲間たちと心を1つにする。

 ○…仲の良かった先輩や知人らと、チームを作ったのは今から約35年前。当時、日米プロレス界で人気を博したタッグチーム「ロード・ウォリアーズ」から名前を付けた。それぞれが忙しい本業の傍らで野球を続けており、チーム練習はほぼなく実戦で経験値を上げているという。「勝ってつまらない試合より、負けても楽しい方がいい」がチームのモットーだ。

 ○…本業は船舶電気業「小泉電機」の代表。漁船や遊漁船の魚群探知機などの機器の販売や修理を請け負う。「子どもの頃は男の子の外遊びと言えば野球だった」。部活動や少年チームに属していたわけではないが、気づけば今日まで野球一筋。その影響で息子も野球少年だったが、ある日誘われて体験したサッカーで才能が開花。横須賀シーガルズで頭角を現し、インターハイ出場も経験した。現在は関東サッカーリーグ1部で活躍しており、語る顔には嬉しさと寂しさが入り混じる父の表情があった。

 ○…今年はコロナ禍で練習や試合自粛が相次ぎ、我慢の日が続いたなかでの待望の県予選だった。「プレーできる喜びが良い方向に爆発し、『俺たちはいける』と県予選が自信になった。やるからには良い結果を報告したい」。初出場する本大会も気負わず、楽しみながら勝利をめざす。

三浦版の人物風土記最新6

高橋 洋平さん

三浦商工会議所青年部(三浦YEG)の新会長を務める

高橋 洋平さん

岬陽町在住 41歳

4月12日

中沢 周二さん

エアースポーツガン(エアガン)シューティング競技会を市内で初開催する

中沢 周二さん

上宮田在住 58歳

3月29日

山内 雄己さん

潮風スポーツ公園・潮風アリーナの施設長を務める

山内 雄己さん

入江在勤 42歳

3月15日

ブル松原さん(本名:松原 実)

デビュー45周年を迎えたプロシンガーで、地元でも活動を始めた

ブル松原さん(本名:松原 実)

栄町在住 73歳

3月1日

藤井 伸行さん

「フレンドリーみうら」の代表で、今月初のセミナーと交流会を開く

藤井 伸行さん

岬陽町在勤 40歳

2月16日

森田 喜一さん

「ビキニ被災70周年・三浦市民集会」の実行委員長を務める

森田 喜一さん

栄町在住 89歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook