三浦版 掲載号:2021年3月19日号 エリアトップへ

「ハユカdeマルシェ」を開く「羽床総本店」の代表を務める 山本 浩司さん 海外町在勤 48歳

掲載号:2021年3月19日号

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食が人を、人を食がつなぐ

 ○…カジキの味噌漬・粕漬で知られる「羽床総本店」。2023年に創業100年を迎える市内有数の老舗企業の4代目社長として手腕を振るう。「おいしくて安心安全な食は生産者あってこそ」と、時には水産加工業の枠を飛び出し、販路を求める地元生産者と消費者の橋渡しを買って出ることもいとわない。今月19日から行うマルシェイベントは、その一環の新たな試みだ。

 ○…大学入学を機に上京。卒業後は商社に勤め、32歳で同社を継ぐため退職した。初めてまぐろ漬を食べた時のおいしさに感動し、先代で伝統の味を絶やしてはならぬとの決断だった。出身は北海道の日高で、名産の昆布漁をしていた親戚家族を見ていたこともあり、生産者の苦労と食材の偉大さは身にしみて知っている。

 ○…「良いものを作り続ける力は大切だが、生き残るには変化も必要」が持論。とりわけ消費者ニーズには感度が高く、時代とともに変わる食文化に柔軟に対応してきた。高齢化や魚離れをヒントに、温めるだけで火を使わず食べられる焼き魚を販売。ヒット商品となった。商品開発は消費者に一番近い販売員から着想を得ることが多く、野菜直売マルシェもこうした社風から生まれたという。経営者としてのモットーは「独りよがりにならないこと」

 ○…新型コロナウイルスが起因したフードロス。嘆くよりも三浦の食をPRする機会に転じようと、昨年は「三崎応援!地元食材コラボセット」と題した詰め合わせを販売し、好評を得た。根底にある利他の精神は、ただただおいしいものを多くの人に届けたい、地域を元気にしたい一心から。食が人をつなぎ、人が食をつなぐ-三浦のにぎわいづくりの担い手であり続ける。

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