神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2021年12月3日 エリアトップへ

三崎小学校第34代PTA会長を務める 川名 大介さん 三崎在住 44歳

公開:2021年12月3日

  • X
  • LINE
  • hatena

地域で共に育む

 ○…冬の気配を感じる11月19日の夜、三崎小学校の校庭。1泊2日の宿泊イベントを楽しむ6年生の姿があった。保護者らが知恵を絞ったお化け屋敷やキャンプファイヤー、開校150年記念の打ち上げ花火。企画運営の苦労を見せず、いきいきとした子どもたちの笑顔を優しく見守った。

 ○…PTA歴は6年目。長男の入学を控えていたある時、親交のあった当時の校長からの打診がきっかけで役員に。打ち合わせや行事などで学校を訪れる機会が増え、「おはよう、おかえりと、積極的にあいさつしていたら今では『大ちゃん』と呼ばれることも」と笑う。昨年度から会長になるも世はコロナ禍。「出来ることを粛々と」を心掛け活動する。

 ○…現在6年生の息子に「5年生はどうだった?」と聞くと、一斉休校中で中止になった恒例のキャンプ行事が心残りと吐露。それなら家族で行こうと提案するも「クラスの皆とがいい」と無念さをにじませたという。「この学年は最悪だ」と話す同級生もいたほど、新型コロナは児童の思い出に影を落とす。大人の1年と違い、学校で過ごす1年に”また”はない。「1日1日を大切にしてあげたい」。すぐに保護者会や学校と話し合い、準備。無事にイベントを終えた今、「楽しい思い出を残せたのでは」と安堵する。

 ○…三崎で100年以上続く和菓子屋宮田屋の4代目。高校生で後を継ごうと決め、東京での職人修行を経て、老舗の看板を背負う。また、自身も同校の卒業生。五常の松が見下ろす学び舎で友だちと駆け回った日々を懐かしみ、こうした何気ない時間を守りたいとの思いを強くする。「共に育む。共育(きょういく)」。個人で掲げたスローガンを胸に、父として地域の大人として奔走する。

三浦版の人物風土記最新6

高橋 洋平さん

三浦商工会議所青年部(三浦YEG)の新会長を務める

高橋 洋平さん

岬陽町在住 41歳

4月12日

中沢 周二さん

エアースポーツガン(エアガン)シューティング競技会を市内で初開催する

中沢 周二さん

上宮田在住 58歳

3月29日

山内 雄己さん

潮風スポーツ公園・潮風アリーナの施設長を務める

山内 雄己さん

入江在勤 42歳

3月15日

ブル松原さん(本名:松原 実)

デビュー45周年を迎えたプロシンガーで、地元でも活動を始めた

ブル松原さん(本名:松原 実)

栄町在住 73歳

3月1日

藤井 伸行さん

「フレンドリーみうら」の代表で、今月初のセミナーと交流会を開く

藤井 伸行さん

岬陽町在勤 40歳

2月16日

森田 喜一さん

「ビキニ被災70周年・三浦市民集会」の実行委員長を務める

森田 喜一さん

栄町在住 89歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook